コロナウイルスに感染していた香港の男性が乗船し、横浜港の沖に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」。
ニュースでは大型客船内における話題ばかり注目されていますが、どんな経路で日本に来たのか気になりました。
そこで今回は、横浜港に止まっているクルージングの経路について、ツアー内容や時間などをまとめました。
大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」の航路
ツアー名は「初春の東南アジア大航海16日間」。
20日に横浜を出発し、鹿児島、香港、ベトナム、台湾、那覇を16日間かけて巡ったあと、4日の午前6時半に横浜港に到着する……という旅行内容でした。

航路については、上記のとおり。すべて回り終わり、横浜に帰ってきたばかりだったんですね。
出発当初は中国が騒動になるとは考えてもなかったと思いますし、旅行者・ツアー会社ともに落ち度はありません。
運行予定の時間はどうだった?
時間については、下記のとおり(表はクルーズのゆたか倶楽部より引用)。3分の2くらいは船の上で過ごす内容ですね。




今回の場合、横浜港についた時点ですべてのお客さんを船内に待機させているので、他の日本地域に伝染したのでは……という心配はないと思います。
クルーズの出発直前には「運行が延期される」お知らせが掲載されていましたし。
ダイヤモンド・プリンセス2月4日(火)横浜港発「陽気に沖縄・台湾クルーズ 9日間」について、出発が2月5日(水)以降に延期されることになりました。それに伴い、ご乗船されるお客様の船内へのご案内も2月5日(水)以降となります。
お客様へはご迷惑をお掛けしますことをお詫び申し上げます。※運航スケジュールは状況により変更される場合がございますのでご留意ください。
2020年2月3日(月)18:00現在
プリンセスクルーズ
料金はどのくらい?
また、クルーズ料金は一人あたり88,000円 ~ 346,000円。一部屋につき2名まで入ることができます。
ツアー会社によって料金設定はまちまちですが、調べた感じだと
- 視界の悪い部屋だと約15万円
- 海側バルコニーに面した部屋で約20〜50万円
- スイートルームだと100万円オーバー
という価格にしているところが多かったようです。
いちばん高いスイートルームだと、2週間ちょっとで130万円するらしい……なかなか手が出そうにありません。
数年に一度の「思い出づくり」として、旅行を楽しんできた方も多かったと思います。
まとめ
現在、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の航路についてまとめました。スタートが横浜港だったことは、不幸中の幸いだったのかも。
ただ、乗船している方たちの不安は計り知れません。
なるべく早く安全が確認され、地上に降りれるよう祈っています。