きみが心に棲みついた(ドラマ)の最終回ネタバレ!結末までのあらすじ

逃げ恥などの大ヒットドラマを生み出し続けている火曜TBSの10時枠で、新たにラブストーリーのドラマが開始されることで話題となっています。

ぼくも漫画を読んでみたんですけど、これがめちゃくちゃ面白かったんですよ。
おそらく今期ドラマの中でも一、二を争うくらい話題になるんじゃないか?と思っています(´・ω・`)

恋愛話とは切り離せない存在なのが、最終的に誰とくっつくことになるのか?ってことですよね。
今回は、原作漫画のあらすじを元に最終回までのネタバレを「どこよりも詳細に」書いていきました!

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ひと目で分かる!キャラの性格と最終回のネタバレ&公式キャスト情報

かなり文章が長くなってしまったため、結論だけ知りたい!という人向けに「最終的にはどうなるのか?」といった部分だけを”主要キャラごとに”まとめました。

小川今日子(吉岡里帆)

小川今日子

通称「キョドコ」。下着メーカーの材料課に勤務し、中尾巻きのストールを心の拠り所としている。
人に流されやすく、自己評価がびっくりするほど低い。
堀田と八木のいるプロジェクトチームに参加している。

最終的には吉崎とキスをする仲となり、彼氏としてのお付き合いが始まった

連続ドラマでは初主演となる、吉岡里帆さん。
原作では吉崎と星名の間で迷い続ける、下着メーカーの小川今日子(キョドコ)役を演じます。

吉岡さんって、あんまりこのような役柄をしたこと無いように感じるんですよね。ぼくが見てないだけかもしれませんけど(´・ω・`)
新天地となりうる役になることを期待します。

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あと、ドラマで頻繁に出てくる「マフラー(ストール)の巻き方」についても注目ですね。
ちょうど冬ですし。。。

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星名連(向井理)

星名連

キョドコの大学時代の先輩。
現在は同じ会社のMDとして勤務し、外面は爽やかな人柄だが、内側は冷酷で人を貶めるような性格を持った人物である。
体の関係を持たないままキョドコを縛り付け、他の男(後に牧村であることが判明する)と寝るように仕向けたこともあった。
とある人物を殺人した母親が刑務所に入れられたり、少年時代には整形手術を受けさせられたりしていた。

原作が結末を迎えてないため最期は不明だが、吉崎に今日子が取られてしまうことは確実

星名連の「これでもか!」ってくらいに人を貶してしまう役を演じるのは、向井理さん。
どんなことになるのやら。

ちなみに、原作キャラの名前は「旧字体」。『蓮の左にさんずい(氵)が付く』のが正しいんですけど、これって普通のスマホやパソコンでは対応してない文字なんです……

吉崎(桐谷健太)

吉崎

今日子の恋人であり、漫画編集者。
合コンで初めて今日子と出会った際には、あまりの優柔不断さに説教したものの、逆に懐かれるように。
そんな今日子と接していくうちに、彼女のひたむきさと危うさに惹かれるようになり、付き合い始めた。

ガサツな性格の印象だが、今日子とはいいコンビなのかも知れない。

個人的には、すっかり「海の声」のイメージが付いちゃったと感じている、吉崎幸次郎役の桐谷健太さん。
今回は大らかな性格を持っているキャラを演じることとなっています。

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ドラマ版では「吉崎幸次郎」となっていますが、なんと原作では下の名前が不明
重要なポジションにいるキャラクターですから、少なくともドラマでは、これが本名ってことになるんでしょうね。

堀田(瀬戸朝香)

きみ棲み 堀田

下着のデザイナーで、八木の同期。
今日子と仲がよく、今では「これまで以上に」恋でも仕事でも相談できる人物となった。
自らが率いる新ブランド立ち上げのプロジェクトに今日子を推すほど、彼女の実力を買っている。

物語の途中で、仕事に対する熱意の違いで口を利かなくなってしまうシーンが続いていたが、結局今日子のガンバリによって「それ以上」の仲となっていった

原作では今日子と一悶着あるものの、なんだかんだで一番の親友ともいえる人物・堀田。
それを演じるのは、女優の瀬戸朝香さんです。

若いときはアイドル・最近になってからは悪女キャラなどといったように役幅の広さがウリの女優さんなので、今作ではどういった感じで仕上げてくるのか楽しみです。

八木(鈴木紗理奈)

下着のデザイナーで、堀田の同期。
強気な性格で仕事のできない今日子にかなり厳しく当たっていたが、彼女の「どんな時でも食らいついてくる『しつこさ』」に目をつけるようになり、頑張りを認めるようになった。

最初は今日子のことをよく思ってなかったが、後に彼女を仕事ぶりを見直してプロジェクトに参加させる。

かなりキツイ言動(関西弁)によって今日子へ当たる、八木。
そんな彼女を演じるのは、歌手としても活躍している女優・鈴木紗理奈さんです。

個人的には、見た目からして「かなり」ピッタリな人選だと思った(´・ω・`)

出演している作品の殆どを関西弁で演じている紗理奈さんなので、今作もそのような感じになるんでしょうね。

飯田(石橋杏奈)

きみ棲み 飯田

今日子の材料課の後輩。
本人は、今日子を差し置いて接してくれる星名を「必要とされている”恋人”」だと思いこんでいるが、実はそうではない。
しかし、その実態は叔父が繊維会社を営んでいることから、星名に「かなり裕福なこと」に目をつけられていただけの関係に過ぎないことが明らかにされたのだった。

星名に近寄ったものの、結局捨てられてしまった

原作では後半になるにつれて「今日子の代わり」ともいえるほど、重要なポジションに入ってくる飯田。
その過程での性格の変化も凄まじい彼女を演じるのが、女優やモデルの石橋杏奈さんです。

ドラマの出演だけでなく、最近では舞台でのコントなどにも幅を広げている”演技派”ですので、どんなキャラを演じるのか注目です。

その他キャラ

池脇

星名の上司。八木をプロジェクトのメインデザイナーからおろした張本人である。
その理由は八木との確執があったことが原因だった。

現段階では、痛い目は見ていないように思う(´・ω・`)

牧村

星名の大学時代の友人で、彼の裏の顔を知っている。
今日子が星名の思惑によって”初体験”を捧げた人物でもある。
現在はバーテンダーとして働いている。

バーベキューの際、過去の今日子の話で調子づき、星名に偉そうな態度をとったことで彼に殴られた。

市ノ瀬

堀田のプロジェクトのMD。おどおどしていて気の弱い性格である。
その性格は星名の策略によって精神を壊し入院していたことがきっかけで出来上がったものであり、本来は明るい性格の持ち主だった。

異動によって職場に復帰したものの、その先に星名がいたことで、MDを降板することとなる。

スズキ次郎(ムロツヨシ)

吉崎が担当するマンガ家。いわゆる「セクシーマンガ」を書いており、そのネタ集めのために、ちょくちょく今日子の会社へ取材に訪れている。

原作ではあくまで「サブキャラ」としての側面が強いのですが、彼の存在によって今日子と吉崎が出会う頻度が増えていると考えると、やっぱり外せない人物となる・次郎。

流されやすいような性格を持っている彼を演じるのが、これまたコメディアンとしての実力があるムロツヨシさんです。

面白キャラのイメージが強すぎるので、これもピッタリな人選だと思いますね(´・ω・`)

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最終回(結末)までの詳細な内容

ということで、初回から最終回までの内容についてネタバレを書いていきたいと思います。

最初に書いておきますが、かなり人を選ぶ作品であることは間違いありません。
人の不幸話は面白いと感じないって人や、結末を知りたくない人は、閲覧注意です!

吉崎・星名との出会い

下着メーカーに勤める小川今日子(キョドコ)は、進まない気持ちを抑えながら会社の合コンに誘われる。

大学の元カレの話をふっかけられ、キョドりながら「ちゃんとした恋愛ができれば誰でもいい」と発言した今日子。同席していた吉崎幸次郎から「そんなことでは本気で愛することができない」と言われ、そのまま帰ってしまった。

そんなキョドリを許してくれた唯一の存在が、大学時代の元カレである先輩・星名蓮。
後に「自分に都合の良いことばかりを言っていた」だけだと気づいてしまうが、それでも優しさを忘れることはできなかったのだ。

周囲に流されっぱなしな自分を変えるために、合コンから帰宅する幸次郎を追いかけ、「付き合ってください!」と頼み込んだ。
結果は、もちろん撃沈。彼はそのままタクシーに乗って帰ってしまった。

翌日、星名蓮から2~3ヶ月に一度くる『非通知の呪縛』から本気で解き放たれたい!と願うようになった今日子は、思い切って番号を拒否しようと行動に打って出るが……

星名蓮が本社からキョドコの会社に勤務することが決まり、物語が始まる。

星名の呪縛

吉崎の書くマンガに対して「感想の手紙」を送りつつ、今日子は携帯を解約し、星名との関係から離れようとする。
そんな彼女を尻目に、星名は駅前のビルに集合するよう指示したり、仕事でヘマをする様子を楽しんだりしていた。

そのような星名の行動がもととなり、他の男を抱かせられるなどの苦い過去を思い出すようになった今日子。
威圧的に迫ってくる彼から、逃げたいと思う日々が続いていたのだ。

そんな時、吉崎へ送った手紙に反応したことがきっかけで、今日子のもとに電話とメールの連絡先が手に入る。
ちょうど会社内で、同僚の堀田が「新規ブランドの立ち上げ」について今日子に声をかけていたこともあり、その様子などをメールでやりとりするようになった。

しかし、上司との折り合いがつかず話は流れてしまい、後輩である飯田がプロジェクトへ入ることに。

以前に合コンで一緒だった人からのツテによって、再び吉崎と出会うことができた今日子は、共に来た堀田と号泣しながら「次のプロジェクトには絶対に選ばれるようにする」と願いを露わにした。

翌日、堀田が参加している新規プロジェクトとは別に行われていたブランドの立ち上げ話に、今日子へ指名がかかる。
しかしその集まりには、他でもない星名も混ざっていた……

今日子の過去

小学校時代から人前に出てしまうとキョドってしまい、言葉がつまってしまう状態が続いている今日子。
それがきっかけで「キョドコ」などというアダ名がつけられたり、母親から明らかに妹とは違う『冷たい接し方』をされたりしていた。

そんな中、今日子はとあるコンパで星名と出会った。
キョドコというアダ名に対して「君にピッタリの名前だね」と言ったことが、今日子の「そのままの私を受け入れてくれる……」という思いにつながり、交際が始まったのだ。

星名の姿が日に日に大きくなっていく中、今日子は彼が部屋の片隅で泣いている姿を見る。
自分に何かできることはないかと尋ねたところ、星名が「俺だけのために生きてくれよ」と話した。

完全に「彼が自分を必要としている」と感じた今日子は、ついに彼へ『依存』する状態になってしまい、今に至る。

新規ブランドの立ち上げと……

実力はものすごいのだが、性格がキツいデザイナー・八木と星名の三人で始まった、新規ブランドの立ち上げプロジェクト。

もし企画が通らなかった際には、「お前を外して、他を探すよ」「人間の代わりなんて、腐るほどいるからなぁ」と発言した星名に対し、強い不信感を抱くようになる。

ある日、取材で吉崎が会社に来ることを楽しみに待っていた今日子は、普段よりオシャレをして待ち続けていた。

しかし仕事が忙しくなってしまい、話どころか見ることすら叶わず吉崎は帰ってしまう。
それでも吉崎は、彼女の仕事ぶりを遠くから目にしていた。

日が暮れて、ようやく仕事が終わった今日子は、これまた仕事が一段落して外を歩いている吉崎を発見。
話をしようと声をかけるが、普段履かないようなヒールの影響で靴擦れがひどく、コケてしまう。

それを見かねた吉崎は、彼女をおぶってタクシーがあるところまで行き、送ってくれた。

飯田に近寄る星名

八木に何度も企画を持っていってはボツにされる今日子が奔走する中で、堀田のはからいで吉崎と仕事の相談をすることとなった今日子。
キョドリ話の流れなどで水族館に行くことが決まった今日子は、徐々に「好きとはなにか?」という思いを持つようになった。

一方、星名は後輩である飯田に迫っていた。
1年くらい前に別れた元カレから付きまとわれているところを助けられたことで、それまで何となく意識していた星名のことが「好き」に変化した。

数日後、今日子は会社の歓迎会に参加する。
その後は吉崎から誘ってきた食事をする約束(担当の漫画家とともに)もしていたため、楽しみに待っていた。

そのような中、今日子は会社の歓迎会で、酔った飯田が星名に連れられてタクシーで帰るところを目撃する。

過去はキッパリ捨てると決めた今日子だったが、依存していた時期があった影響で「自分のもの(だった)星名を、飯田に取られてしまう……」という感覚に陥り、吉崎の誘いの時間を過ごしてしまうほどのパニックになった。

後日、飯田から「星名さんと一緒の部屋で過ごした」ことを告げられ、動揺する今日子。
約束を無断でスッポ抜かしたことで吉崎からも見放され、彼女は不安定になってしまう。

全てを忘れるために、会社の部屋にあったゴミ箱にマフラーを捨てようとするが、ちょうどいいタイミングで登場した星名に抱きしめられ、「どうしても彼を求めてしまう自分」を確認したのだった。

「償い」をする今日子

飯田と今日子の間にできた、ビミョウなわだかまり。
一時は「キョドっているけどいい人」だと思っていた飯田だったが、星名に迫っていく今日子を見てだんだんと敵意を出すようになってきた。

仕事にも手がつかず、唯一ライバルなのに心配してくれていた堀田に対して「仕事なんかどうでもいいんです」と発言した今日子は、ついに彼女からも呆れられ見放されてしまった。

そんな中、社内でモデルを使った下着の合同展示会を行うことが決まり、星名はその取材に吉崎を招いた。
そのようにしたのには、ある”企み”が入っていたからだった。

それは、今日子に新作の下着を付けさせ、会場にいる人たちに披露させること。
過去に「俺のために生きることから逃げた」という裏切りへの『償い』として、一般の社員である今日子をモデルの中に放り込んだ。

しかし、それを雰囲気で知った吉崎は「社員自ら新商品の紹介をするなんて、素晴らしい」と賞賛し、ランウェイを歩く今日子に上着を着せてフォローした。

展示会が終わった後に事情を聞きに行った吉崎は、「罰せられなきゃいけないから、許してもらうために必要だった」「もう私に関わらないでください」と凄みながら話す今日子に、なにか引っかかるものを感じた。

本音を語る今日子

展示会の後、今となっては唯一のつながりとなっている星名を手放すまいと、まわりに注意が行かなくなるほど仕事に没頭していた。
堀田のいる企画と星名のいる企画のどちらかが選ばれれば、不採用だったほうが解散となってしまい、星名と離れてしまうからだ。

しかし、星名は飯田との関係を続けている。
それが今日子への重荷となり、日に日に本心をさらけ出すようになっていった。

数日後、未だに1つも通ってない企画書を八木のところに持っていった今日子は、いつものように「面白みがない」といわれてボツにされた。
これがきっかけで、自ら企画書をビリビリに引き裂き、『男に媚びたような下着のデザインを作りたい』という本音を叫んだのだ。

一度は八木から止めとけと言われるが、今日子は「それはあなたが通らないことを恐れているからじゃないですか?」と歯向かう。
サポートを全力で頑張ると言われ、それによって何かを感じた八木は、その場から去ってしまった。

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星名の過去と、ブランド立ち上げの進行

星名のもとに、彼の母から「出所する日が近づいている」との通達が寄せられた。
これまで語られてこなかった「星名が過去に受けていた”制圧”」がチラッと描写されていたことで、今の星名の性格が出来上がった理由が判明した。

星名が威圧的な態度をとってくるのは、家庭内による問題だったのだ。

のちに判明したことだったが、実はこの時まで、星名は飯田に対して「最後まで」手を出してはいなかった。
しかし、この手紙がきっかけで一夜を過ごし、ついに2人は今日子がたどり着けなかった関係を持ったのだった。

翌日、昨日と全く同じ服装で出社している飯田に勘付いた今日子は、星名に『昨日の出来事』について聞いてみることに。
すると、「君の想像していることと一緒」だと伝えられた。

「私は、あなたにとってなんなんだろう」と考え出し、しゃがみこんでしまう今日子。

そんな様子を見た八木は、「そんなことしている暇はない」と今日子を立たせ、共に企画を考え行動することを決めたのだった。

今日子と飯田の関係

今日子の「中尾巻き」は、小学校からずっと母親に編んでもらってきた”三つ編み”の名残。
大して期待されてない母親の呪縛から解き放たれたい一心で、大学を機に自ら髪を下ろすようになったことが明かされる。

最初は面白がって接してくれる人は多いが、だんだんと面倒くさくなってくることで離れていってしまう。
母親にすら、「あんたのその嘘くさい笑顔ホント嫌。イライラする」と言われる始末。

そんな状況で「頑張る必要はない、キョドコはそのままの自分でいいんだよ」と言葉を投げかけ、自分の前から逃げないでくれた星名に対して、強い関心を持つようになったのだ。

下着の新規プロジェクトが成功したら、星名にデートしてほしいと喋った今日子。
相手である堀田&飯田のチームは、すでに下着のサンプルを作成しているところまで進んでいたが、エレベーターで乗り合わせた飯田に対して「絶対勝ってやる」と意志を顕にしていた。

今日子と飯田の「人員トレード」騒動

堀田&飯田のチームに、長らく入院していた市ノ瀬が復帰した。
そのような状況の中で、吉崎がMDの追加取材をしたいと申し出てきた。

しかし、これまでの接触から星名が苦手であることを暴露した吉崎。
できれば取材は他の人が良かったが、復帰したばかりで仕事内容を思い出すことに精一杯の市ノ瀬には荷が重いと感じ、堀田は星名に任せることとなった。

一方、仕事に使えないと嘆いていた八木を見た星名は、飯田と今日子を「トレード」しないか?と堀田に提案する。
中途半端に企画を残してトレードされるってくやしくないの!?と否定の感情を顕にする堀田だったが、飯田が星名と一緒に仕事ができることを快く思い、トレードに賛成した。

しかし、星名から離れてしまう今日子がトレードに納得するはずはない。
「仕事以外で飯田さんと関係があるのは我慢しますから、だから仕事だけは私に――」と星名に懇願する今日子だったが、「お前何様?」「キョドコの意見は関係ねーだろが」と言われてしまい、償いの気持ちがあるなら命令に逆らうなと釘を刺されたのだった。

星名の「詳しい過去」が明らかに

小学校時代、クラスメイトから壮絶なイジメを受けていた星名。

生理的に受け付けられない人間は、一旦突き落とされるのがこの社会の決まり。
必要以上に殴り蹴りをするのはイライラを解消するためのことであり、自分がそれを受け入れることで「必要な人間」になっていると思い込もうとしていた。

家に帰れば暴力をふるう父親がいる、星名の家。
その時についてきた血の繋がらない姉も、連の存在をジャマに思っていることが多かった。

それでも肉親の母は優しく接してくれ、小さい頃には頻繁に、デパートにあるペットショップにいる猫を眺めに連れて行ってくれていた。

夏休みに入る前、父が東京の大学病院に勤めることとなり、星名の転校が決まった。
同時期に、連は母親から「整形」をしてほしいと提案される。

その理由は、父親の嫌いな人(=母の元夫で、連の実の父親)に、よく似ているから
今の父は再婚前の夫を快く思ってなかったため、それに似ていた連に厳しく当たっている姿を母はよく目にしていたのだ。
母にとって、それは耐えられなかった。

新しい自分になろうと決心した星名だったが、整形後に母親が蒸発
ペットショップに通いつめていたのは、そこの店員に惚れていたことが理由だったことが判明する。

これがきっかけとなり、今の星名の歪んだ性格が形成されたのだった。

吉崎の取材と今日子の商談

取材にきた吉崎は、社内の廊下でサンプルの下着をぶちまけている今日子と出会う。
一緒に拾いながら仕事は楽しいかと問いかける吉崎だったが、今日子は「不順な動機でしか仕事ができない」と吐露し泣いてしまった。

それを見た吉崎は「動機なんて気にせずに全力投球すればいい」「どうでもいい仕事じゃないから、後ろめたくなったり悩んで泣いたりするんじゃないですか」と、今日子に言った。

しかし、今日子はその後、星名のトレード話が原因で会社を休んでしまった。
大量のメールや着信にいらだち(?)を感じた吉崎は、今日子を家から呼び出して食事をする。

そこで「何があっても、その人の一番の味方でいる心構えは必要ないんじゃない」と言われて元気付いた今日子は、上からトレードの司令が来るまでの短い期間でも、最善を尽くして頑張ることを決めた。

そこからは今日子の仕事に対する熱意が”これまで以上”に変わり、これまで得ることのできなかった八木を(少しだけ)納得させる生地を作ったり、時間が押している中でサンプルを作ってくれる工場と契約をしたりするなど好調に。

粗方の仕事を終えたあと、頑張れたことを吉崎に連絡。
「最後まで諦めないように。たくさん足掻いて苦しんで、その山越えてみてください」と激励され通話を切ったが、なぜか星名に対して後ろめたい気持ちが出てくるようになったのだった。

トレードの行方

今日子と飯田の交換を快く思ってない堀田や市ノ瀬に加え、八木からも反対意見が出るようになったことで、星名の考えるトレードの話は難航していた。

八木はサンプル作りを通して、どんなに突き放されても食らいついたりする今日子の「しつこさ」は、自分の手がけるチームを捨ててホイホイ動くやつより信用があるとして抗議したのだ。

飯田を招いて話し合いの場が持たれたが、「会社のメリットを一番に考えている(おそらく本心は星名)」ということで賛成の一点張り。
結局、八木は「飯田の提案する生地のほうが良ければ、今日子をプロジェクトから外す」「飯田は”互いに機密”である両方のプロジェクトに参加するのだから、トレードが成立しなかったら両方から外れてもらう」ことを条件とし、いったん話は終わった。

そのころ、吉崎が急用で取材に行けなくなった漫画家のスズキの代わりに、資料撮影のための展示会に今日子を誘っていた。
プロジェクトの結果にそわそわしている今日子を連れて、仕事のストレスを解消しようとしていたのかもしれない。

一緒に他社の展示会に参加したことがなかった今日子は、星名の「償い」の手前があることを承知で、吉崎について行くことにした。

しかし、その展示会で他社の視察に来ていた星名と、2人でいるところをバッタリ出くわしてしまう
このあと今日子をお借りしてもいいかという星名の言葉に動揺し、怯えの表情を見せた今日子に気づいた吉崎は、これから彼女に取材をしなくてはならないと「それとなく星名から避けさせる発言」をした。

この反応が気に食わなかった星名は後日、今日子に「吉崎とはどこまでの関係になったのか」を問い詰め、彼女を自分の手から抜け出させないよう意思表示をしたのだった。

後日、2人のサンプルが到着した。
今日子にも生地質とコストに自信があったが、飯田が出してきたのはそれを上回るサンプル。
飯田の叔父は裁縫工場を経営しているため、今日子のものより質がよくコストの低いサンプルを選び、トレードに勝つためのものを持ってきたのだ。

しかし、八木はこれを却下
「飯田が簡単に手に入れた生地より、今日子が駆け回って手に入れた生地のほうが何倍も重みがある」ということを理由に、今日子の生地をプロジェクトに採用・飯田を両方のプロジェクトから外すことを決定したのだった。

星名の変化とプロジェクトの統合

姉から母の療養費(という名目の「自分のため」に使う金)を請求されたり、吉崎と今日子の関係がうまく行っていることにいらだっている星名は、彼女を資料室に呼び出し、DVまがいの「脅し」をするようになる。

心が温かくて優しいと言う今日子に対し、押し倒してビンタしながら「吉崎の”化けの皮”を剥がしてやる」と言ったのだ。

そのようなゴタゴタが起きている中で、2人のいる場所を聞いた八木が資料室に向かい、その場面に出くわす。
少し頬を腫らして泣いている今日子の姿を見つけたが、場所を変えて話を聞いてみても、彼女は「星名さんは関係ない」と答えるだけ。

不審に思った八木は、以前から「星名が来てからオガちゃんと飯田が少し変わってしまった」「オガちゃんは同じ大学の先輩から酷い目にあっていたことがある」と言っていた堀田の協力の下、今日子と星名が同じ大学の出身であったことを突き止める

その頃、星名は飯田の叔父が”かなり大きな工場”を経営していることに目をつけ、さらに距離を近づけようと決心。

そのための手段として、2つあるプロジェクトを一つにまとめることを提案し、プロジェクトから抜けてしまった市ノ瀬(理由は下に記載)の代わりに、2つのMDを担当することを提案したのだった。

市ノ瀬が精神科に入院していた&プロジェクトを抜けた理由

退院してからそれとなく元気のない市ノ瀬は、星名に近寄ろうとする飯田に対して「あいつの見かけに騙されるな!」と強く忠告するものの、彼女は聞く耳を持たない。
その理由は、星名の正体を身をもって知っているからだった。

市ノ瀬が入院する前は、とても明るくて仕事も順風満帆、社内からも一目置かれる人物であった。

そんな彼が星名と出会ったのは、ワンナナの合同研修会のとき。
初対面であるにも関わらず話しやすい人物であり、すぐに打ち解けた市ノ瀬は、研修後に星名から飲みに誘われ参加する。

その飲みの席で、これから社内コンペに打ち出そうとしている企画をこっそり星名に説明した市ノ瀬。
しかし、これが運の尽きだった。

明日にプレゼンする内容をほぼすべて話したあとにトイレに行っている間、星名は飲み物に下剤を仕込んで、翌日の市ノ瀬を体調不良に追い込んで遅刻させたのだ。
その上、その内容を丸々パクって「星名の案」として社内コンペで説明までした。

これをきっかけに、逆に市ノ瀬のほうが「パクリ」呼ばわりされるようになってしまい、評判はガタ落ち。
主戦力から外されたストレスから、幻聴が聞こえるようになった。

東京異動が決定したことで心機一転を考えていたが、その先に星名の姿があり――

プロジェクトから抜けることを、決めてしまうのだった。

バーベキューで吉崎との進展

北海道の出張から帰ってきた吉崎からランチがてらお土産を受け取ったり、彼の後輩が担当した漫画が映像化したとのことで映画館に足を運んだりして、仲良くなっていくことが楽しい今日子。
後日に行われるバーベキュー(星名や堀田もいる「ワンナナと漫画会社の合同会」みたいなもの)にも誘われ、嬉しい気持ちになっていた。

しかし、プロジェクトの統合が正式に決まったことで堀田と八木の張り合いが繰り広げられたり、飯田の「星名との同棲」が始まったことが明らかになったりと、気を持っていかれる事態も増えていた。

そんな中、居酒屋での堀田との大学話で脅しに負けないと改めて決心した今日子は、星名を資料室に呼び出して「これ以上”友達”の吉崎さんに何かしたら許しません!」と発言する。

それに対し、星名はあっさり「互いに干渉するのは、もうやめよう」と提案した。
最近になって、堀田と八木が”本当の正体”を知ろうと出身大学を調べていることに勘付いていたためである。

今日子は「こんなにあっさりと決める……?もしかしたらバーベキューの場でなにか吉崎さんになにかするのでは……?」と疑問に思いながらも、吉崎の誘いの手前もあり、参加を決める。

数日後、バーベキューの日がやってきた。
今日子はそのバーベキューの場で、かつて星名のために身を売った男・牧村大学時代の先輩であるレイコに出会う。

吉崎に手を出さない代わりに星名の考えた、罠による差し金だったのだ。

このことにショックを受けた今日子は、吉崎の目の前でその場に倒れこんだ。
吉崎に心配されながらキャンピングカーに連れてもらった彼女は、これまでの出来事を思い出してしまい「過去は消せない……」と泣き出してしまう。

そんな今日子を見た吉崎は、「最近の君は変わったよ」「友人として付き合っていければ――」と口にする。
その言葉に励まされた今日子は感謝を言いつつも、自分のような人間に関わらせる訳にはいかないと、キャンプ場からこっそり一人で帰路についた。

そのことに途中で気づいて、星名の妨げをかわしながら追いかける吉崎。
バス停で待っている今日子を見つけて、無神経にバーベキューに誘って悪かったことを伝えた。

それがトリガーとなり、今日子は吉崎に告白
過去のことが知られて背かれる前に「幸せの気持ち」のまま別れたいと願う今日子に対し、吉崎は抱擁してキスをし、晴れて”彼女”という立ち位置からお付き合いすることが決定したのだった。

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飯田のゆらぎ

一方、星名からバーベキューに誘われなかった飯田。
連絡のつかないことを心配して彼の家に入ると、レイコとベッドで及んでいる光景を目の当たりにしてしまった。

ショックを隠しきれないまま家に帰った飯田だったが、星名との結婚を話するために、数日後に時間をとってもらった叔父が設けた”料亭”の場へ行くことに。
そこで叔父の調べから「星名の母親は、彼が中学生の時に殺人を犯し、最近まで刑務所に入っていた」ことが明かされる。

それでも”必要とされている”ことに縛られるようになってしまった飯田は、牧村が経営するバーに行ったり、連絡を取ろうとするが――
日に日につながることが少なくなっていく。

そんな状況で、星名から「話がある」と呼びかけがかかった。
ワクワクしながら例のバーに行った飯田だったが、星名から「部屋の鍵を返してほしい」と言われたことで愕然とする。

付き合っているんじゃないの!?と興奮する飯田だったが、「僕は一言も付き合うとは言ってない」と言われ、簡単に切られてしまった。

どうしても関係を保ちたいと願う飯田は、叔父づてに調査会社に依頼し、出所したばかりという星名の母親の所在をつかんで接触することに成功した――

八木の過去とプロジェクト降板の阻止

池脇部長から好かれてないことが原因で、プロジェクトのメインデザイナーから外すよう指示されてしまった。

今日子が堀田から聞いた話によると、実は似たようなことが5年前にもあった事が判明。
当時、新規プロジェクトのデザイナーに抜擢された八木だったが、なぜか堀田が担当することになり、八木はメンズデザイナーに異動することとなったのだ。

ちょうど時期が重なるように、付き合っていた彼氏に裏切られたりして散々な目にも遭っていた。
そのようなことが二度も続いてしまったため、部長に掛け合いたいと言う今日子を抑え、八木はプロジェクトから降りると発言

なぜ八木と池脇の間にここまでの確執があったのかというと、過去に今日子と似たような出来事があったからなのだ。

5年前、八木は仕事をともにしていた米倉課長を好きになり、ただの彼氏の関係から「体」の関係まで発展するような仲となっていた。
当時副部長だった池脇と、八木が付き合い始めるより前に「さらに深い」関係を持っていたことを知らずに。

そのことをプロジェクトから外されることの「ついで」のように池脇から知らされた八木は、今まで彼氏だと思いこんで付き合っていたこともあり、軽いトラウマを負うようになった。

そこから、2人の間に確執が生まれたのだ。

そんな過去を(一部だけだが)知っている堀田は、自分のデザインをすべて”八木のもの”に差し替えて池脇部長に提出し、対抗することを決意。
堀田の考えを見抜きながらも、池脇はその案を通すことにしたのだった。

「きみが心に棲みついた」の原作・作者紹介

「きみが心に棲みついた」は、2017年11月時点でシリーズ8巻が世に出されています。
3巻までは講談社『Kiss PLUS』から出版され、その後にタイトルを「きみが心に棲みついたs」に変え、祥伝社『FEEL YOUNG』で連載が続いている……って感じですね。

女性漫画が大ブーム(俗にレディコミバブルというらしい)となった1980年台後半から続いている出版社ということもあり、非常に質の高い作品がそろえられているのが特徴です。

作者の天堂きりんさんは、代表作として「これ1つしかない」くらい力を入れて作品を書き上げているため、担当者から注目されたのかもしれませんね。

まとめ

きみが心に棲みついた(ドラマ)の最終回までのネタバレを書いていきました。
かなり盛りだくさんの内容となってしまったので、マイペースな感じで読み進めていただければ嬉しいと思います。

原作とドラマの違いなんか、個人的にはけっこう気にするところなので、どんな風にアレンジされるのか気になるところです。
やはり一番の見所は、ランウェイを下着姿で歩く吉岡里帆さんの姿でしょう……

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