
数年前、戦場カメラマンとして数多くのバラエティ番組に出演し、独特のしゃべり方で有名になった渡部陽一さん。
先日、ひょんなことから「最近ぜんぜんテレビで見ないよな~」と頭をよぎる瞬間がありました。
あれだけキャラが濃かったのに、どうしていなくなってしまったんだろう……そう思うと、気になってしょうがありません。
そこで今回は、今の活動はどのようなことをしているのか、なぜ昔ほど頻繁にテレビへ出演しなくなってしまったのか迫ってみましょう!
渡部陽一は現在、何をしている?
テレビなどの全国的に目立った出演はなくなってしまいましたが、現在も「戦場カメラマン」として各国を渡り歩いていることが公式ホームページで確認できます。
というか、ネット上のほぼ主要なメディア(Twitter、ブログ、新聞など)において、ほぼ休むこと無く経過報告を行っていることまで判明しました。
現地の様子などは、日本の小中学校などでも“講演会”という形で発信しているとのこと。テレビに出てないだけで、多方面で活動を行っていますね。
まずは公式サイトから。こちらで更新が入っていたのは2017年12月13日となっていました。
2017年9月 ミャンマー情勢取材(5)
2017年10月 アメリカ・ネバダ州ラスベガス銃乱射事件取材
タイ・プミポン前国王(ラマ9世)死去・1周忌取材
フィリピン情勢取材
2017年12月 タイ情勢取材
ちょうど月イチで取材履歴を更新しているようなので、もうそろそろ次の取材履歴が入ってくるのかもしれません。
個人が書いているブログに着目してみると、それまで撮影してきた写真とともに、世界の情勢を”1日も欠かさず”伝えてあります。
この継続力、現地で撮影が忙しい時期もあるんでしょうに……凄まじいです。
2017年12月・タイでの出来事
直近の活動では、タイへ情勢取材しにいったと書かれてます。
なにがあったのかをサラッと調べてみたんですけど、今のタイって革命を起こした勢力が政権を仕切っているんですね(´・ω・`)
ぜんぜん海外情勢について見向きもしていなかったので、知っている人はご存知なのかもしれませんが……もっとニュースを見ないと。
しかも、これは軍事によるクーデターによって政治がひっくり返っている状況であり、あまりよろしい状態ではないんだといいます。
さらに現地に住んでいる方の書き込みによると、タイは表現の自由が制限されていることが判明。
あまり政治のことについて迫ってしまうと”規則”に触れてしまい、拘束・逮捕される可能性すらあるらしいんです。
タイは表現の自由などが制限されており、
規則に触れると拘束、逮捕される可能性があります。
タイの政治状況について書くのは控えます。
渡部さんは、こういった状況を「海外から来たカメラマン」として捉え、世界に発信するべく渡航していったんだと考えられますね。
このあたりの危険度については外務省のホームページにも記載されているので(2018年1月現在)、もし周辺の地域に旅行することを考えている人がいるなら、以下を参考にしておくと良さそうです。
ちなみに、コレとは関係なく、同時期には自然災害なども起きていることがニュースになっていました。
スポンサーリンク2017年12月1日、タイのメディア報道によると、タイ南部で大雨による洪水被害が拡大している。30日夕方の時点で洪水が発生しているのは、パッタルン、トラン、パッタニー、ソンクラー、ナラティワート、ヤラー、ナコンシータマラート、スラタニー、サトゥンの9県で、約16万世帯、約52万人が被災している。
テレビ出演が減った理由は?
渡部さんがテレビに出演する機会が減ってしまった理由について、2014年に取材されていたものがありました。日刊ゲンダイの記事ですね。
「昨年はシリアやアフガニスタンに行って、本来の取材活動もしていますが、今は日本にいます。主に小学校、中学校、高校や企業で講演会をやっているんです。現地で見たこと、聞いたこと、各国の文化を伝えています。東京だけじゃなく、日本全国を回っています。写真展をやったり、一時期に比べたら回数も減りましたが、スケジュールが合えばテレビにも出ると思います。まあ、なかなか合わないですが。今の仕事の割合は講演会が多いと思います」
この記事が出た当時も、渡部さんはテレビへの露出が減っているだけでTwitterやブログで”毎日”近況報告を行っています。
テレビに出なくなっただけで、活動を辞めたわけではないのに……
この書かれように対し、Twitterではちょっとした批判が起きていました。
なんかさ今、ヤフーニュースで「テレビ出演減った渡部陽一氏は今」
って記事あったんだけど、テレビ出演が減ったからってどうということもなく、
普通に戦場カメラマンやってるんじゃね?って思った。
本職は芸能人でもなんでもないんだから。。— 霧雨@4/20きのこ帝国 (@kiri_1207) 2014年3月8日
こういう言い方、腹が立つ。もともとテレビとは関係ない世界の人を「話し方が面白い」だけでテレビに担ぎ出したんでしょ。元々の生活に戻っただけなんだからそれでいいんじゃないの。 TV出演減った渡部陽一氏は今 – Y!ニュース http://t.co/AQDEZDqzqT
— こまっちゃん (@komatchandesu) 2014年3月8日
林先生もTVの露出減ったらこう言われるんだろうなぁ。渡部さんにしろ林先生にしろ、TV出演は本業じゃないのにさ。→ TV出演減った渡部陽一氏は今 – Y!ニュース http://t.co/aekOGcR9t9
— 田宮涼加 (@suzurin1979) 2014年3月8日
たしかにタレントじゃないんだから、こんなふうに書かれるのはいただけないとは思う(´・ω・`)
テレビでブレイクしていた頃に「本業を優先させたい」としゃべっていた時があったような気がするんですけど、なんの番組だったっけな……
テレビでキャラが定着して番組とかを持つようになる前に、カメラマンとしての仕事を全うしようとしたことこそ、テレビ出演が減った理由なのかもしれません。
まとめ
渡部陽一さんの現在について迫っていきました。
戦場カメラマンとしてほぼ毎日ネットで近況報告を行っていると知った時には、正直「タレント化しなくてよかったと感じてしまいました(´・ω・`)
渡部さんの活動状況についてはTwitterを見ていくのが早いと思うので、自分もフォローしておくようにします……