2018年4月からアニメ放送が開始される、「STEINS;GATE 0(シュタインズゲートゼロ)」。

前作のシュタインズゲートにおいて、主人公の岡部倫太郎がヒロインの牧瀬紅莉栖を救えなかった世界・β世界線を描いた物語となっています。

今回は、原作であるゲームの「STEINS;GATE 0(シュタインズゲートゼロ)」のネタバレについてまとめていきました。

 なお、この記事で紹介しているネタバレは『トゥルーエンド』で必要な部分だけを取り上げています。
また、基本的に”オカリン視点”です。
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シュタインズゲートゼロの「トゥルーエンド」ストーリーのネタバレ

閉時曲線のエピグラフ

(序盤の「零化域のミッシングリンク」も含む)

真帆との出会い

2010年8月。

牧瀬紅莉栖(以下、紅莉栖)を救えなかった岡部倫太郎(以下、倫太郎)は、これまで起きたことを全て忘れようと心に決めながら、日々を過ごしていた。

時は流れ、2010年の11月。

大学のセミナーで出欠チェックを行っていた倫太郎は、紅莉栖の通っていたヴィクトル・コンドリア大学の先輩研究員である比屋定真帆(以下、真帆)と、彼女の教授であるアレクシス・レスキネン(以下、レスキネン教授)に出会う。

彼女らは、脳科学研究所から「人工知能」に関する内容の論文を発表するために、日本に上陸していた。

雑誌記者として取材に来ている桐生萌郁(以下、萌郁)を目撃したことでびっくりした倫太郎だったが、それは別の世界線での話……ということで深読みするのを止め、その講演を聴きに行くことにした。

そこで発表されたのは、人間の記憶をデジタルデータ化して、コンピューター上で”別の意思を持った媒体”として動かす『Amadeus(アマデウス)』の技術。

これは、生前の紅莉栖の手によって進められてた研究の一つでもあった。

真帆やレスキネン教授は、彼女の成果をさらに進めることで、最終的に『Amadeus』へ人間と同様の魂を宿すことができるのではないか?と発表したのだ。

それに対し、外野からは「実用するのは難しい!」とヤジが続々と飛ばされ、場は混乱状態に。

倫太郎は、紅莉栖が蔑ろにされたかのように感じ、場の空気を壊すかのように感情的になって反論した。

そのような反応を見せた彼に興味をもったレスキネン教授は、講演後の懇親会の場で

「紅莉栖の『Amadeus』のテスターにならないか?」
と誘う。

しかし、この『Amadeus』の中に入っている紅莉栖の記憶データは、ラボメンたちと出会う前にアメリカで記録したもの。

つまり、2人は初対面からのスタートとなるのである。

あまり外部に情報を漏らしたくないと考えている真帆だったが、レスキネン教授の後押しによって倫太郎はテスターを引き受けることとなる。

数日後、日本にある真帆たちの仮オフィスで、倫太郎は本人の仕草とそっくりな「『Amadeus』の紅莉栖(以下、『紅莉栖』」と出会ったのだった。

紅莉栖やラボメンとのやり取り

過去に紅莉栖を救えなかったトラウマから心理療法を行っている倫太郎だったが、『紅莉栖』とのやり取りはそこそこ順調。

研究で必要な対話サンプルを取りたいと言うレスキネン教授が、彼の持つスマホに『Amadeus』のアプリを導入し、外でも『紅莉栖』と対話ができるようにしてくれた。

また紅莉栖を救わず過去へ行くことを断念したことで、阿万音鈴羽(以下、鈴羽)と出会うことにためらいを感じてラボに顔を出せずにいた倫太郎。

半年ほどの月日が流れていたものの、椎名まゆり(以下、まゆり)に「コスプレ仲間の1人である阿万音由季(以下、由季)と待ち合わせている」と誘われたことで、足を運ぶことに。

(後に明かされるが、由季は鈴羽の母。未来で橋田至(以下、ダル)との間に鈴羽をもうける)

しかし、その先でダルと鈴羽が止めたはずのタイムマシン開発に本腰を入れて取り組んでいることが発覚した。

過去を変えても良いことはないと、感情的になる倫太郎。

それと同時に、テレビでは夢と現実の区別がつかなくなる「新型脳炎」のニュースが流れてきたことで、彼は過去に幾度となく経験したリーディング・シュタイナーとの関係を怪しんだ。

一方、その日の夜、鈴羽と秋葉留未穂(以下、フェイリス)がタイムマシンを今後どのように保有するか話し合っている時、ライダースーツに黒ヘルメットで身を包んだ不審な女が観察しているのを発見する。

逃げる後を追いかけたものの、捕まえることはできなかった。

トラウマの再発とリーディング・シュタイナーの発動

12月15日。

この日は『Amadeus』の対話サンプルを、真帆とレスキネン教授に提供する日である。

すっかり慣れた倫太郎は、『紅莉栖』と”本人と通話している”かのように会話をしていた。

道すがら、「もともと倫太郎と知り合いだった」という情報を真帆から聞いている『紅莉栖』は、彼とどのような関係だったのかを倫太郎に質問する。

しかしそれがきっかけとなり、彼の頭には紅莉栖を刺してしまった生々しいシーンが蘇ってしまった。

手を出すべきではなかったと後悔する倫太郎は、一方的に電話を切断。

すぐ『紅莉栖』から着信があったものの、通話をしばらく控えたいと思った倫太郎は、スマホの電源を落としてしまった。

日が暮れ、真帆とレスキネン教授に会う前に体調を整えておこうと休憩していると、まゆりのコスプレ仲間であるフブキ、カエデと出会う。

顔色の悪さを2人から心配されていると、なんの前触れもなくリーディング・シュタイナーが発動

倫太郎は「戦争で破滅の道をたどる、β世界線の”未来”」を目の当たりにしたのだった。

亡失流転のソリチュード

かがりの存在が判明

絶望の未来を見た倫太郎は、すぐにフブキとカエデが目の前にいる、現代の自分へと戻る。

別の世界線に飛ばされたのではと心配した倫太郎は、体調を心配している2人と別れ、まゆりと『紅莉栖』に電話を入れた。

まゆりの無事は確認できたが、『紅莉栖』とのやり取りで現実に微妙な相違があることが発覚。

しかし、自分の目の前で大きな変化がなかったため、過去のトラウマが呼び起こされただけだ……と思うようにし、真帆とレスキネン教授の元へデータを渡しに行った。

その帰り、ラボへ立ち寄った倫太郎は、鈴羽からタイムマシンにはもう一人「かがり」という幼ない子供も乗っていた事実が明かされる。

同じ場にいたダルも初耳だったらしく、”幼女”ということもありかなり食いついて聞き込んでいたが、鈴羽の言うところによると

・2000年問題を解決できる「IBN5100」を探すため、1975年に飛んで回収した後、1998年ではぐれてしまった

・はぐれる際、『神様の声が聞こえる……』というナゾの言葉を残し、IBN5100を壊そうともした

・必死になって探したものの見失ってしまったが、タイムマシンを駆動できる燃料の問題などもあって、置いてけぼりで2010年に飛んできた

・未来で生きているかがりを見つけ出すため、ときどき外で見回りをしている

とのこと。

しかもその少女は、未来の戦争によって両親を亡くし、後にまゆりの”義理”の子供となった人物でもあった。

どうしても力になりたいと思った倫太郎たちは、一緒に探し出そうと協力する。

倫太郎はフェイリスや漆原るか(以下、ルカ子)に聞き込んだりしているうちに、現実の仲間を疎かにし、デバイスにしかいない『紅莉栖』を一番に頼ってしまっている自分がいることに気づく。

「『Amadeus』の存在すべてが、かつて必死になって想いを封殺した紅莉栖を思い出させる」

そう感じた倫太郎は、『紅莉栖』と電話することを止めてしまった。

しばらくして、倫太郎はダルが過去に雑誌の取材で知り合いになったという萌郁と再会する。

かつてのα世界線とは全く関係ないとは言え、どうしてもフラッシュバックしてしまう倫太郎だったが、仕事柄”アキバの裏情報”も数多く知っている彼女に捜索を頼んでみることは有効な手段だとして、手伝ってもらうことになった。

数日後、萌郁から「かがりを探している人物は倫太郎たち以外にも存在するらしい」との報告が。

どういう意味か考えていたところに、真帆から「ラボの近くまで────」とだけ切羽詰まった声でしゃべり、切断された電話がかかってきた。

何事かと思って外に出ると、そこにはジュディ・レイエス(以下、レイエス教授)に抱きかかえられた真帆の姿が。

直後に倫太郎は、真帆とは別の精神生理学研究所で活躍する顔見知りの教授であり、同じく日本に研究を行いに来ていたことを知った。

そのまま用事があると行ってしまったレイエス教授。

残された真帆だったが、倫太郎は彼女をダルたちに紹介するためラボへ招待し、皆と知り合いになった。

かがりとの出会い

かがりの足取りをほとんどつかめないまま時間ばかり過ぎていた、ある日。

ルカ子から「ある人に会ってほしい」と頼まれた倫太郎は、ラボで待ち合わせることにした。

彼が連れてきたのは、紅莉栖ソックリの風貌をした、記憶を喪失している女性「カナ」だった。

ルカ子の話によると、父の知り合いが道端でさまよっていたカナを引き取り、現在はルカ子の神社にいるとのこと。

唯一持っていた「うーぱ」のキーホルダーを頼りに、彼女の正体が誰なのかを明かそうと倫太郎の元へ相談に来たのだった。

そうこうと話し込んでいる最中に、まゆりと鈴羽がラボへ帰還。

鈴羽はカナが持っている古びた「うーぱ」から、彼女は自分が探し求めていた人物「かがり」であることを突き止める。

過去の出来事を思い出させようとしたが、それによって記憶が混乱し、その場に倒れてしまった。

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軌道秩序のエクリプス

ライダースーツ女の襲撃

12月23日。

かがりを見つけ出したのは良かったものの、記憶は戻らない。

そうこうしているうちに元旦を迎え、正月パーティーということでラボメンやコスプレ仲間、真帆やレスキネン教授に加えて天王寺の娘・綯までもが揃い、「年明けパーティー」が開催された。

『紅莉栖』の紹介などで盛り上がっている中、突然『Amadeus』のサーバー接続が切れてしまう。

それと同時に、仮面をつけた男たちとライダースーツに身を包んだ黒ヘルメットの女がラボに押し寄せ、かがりを連れ去ろうとした。

しかし、下にいた天王寺裕吾と鈴羽の手によって、彼女を奪還。

襲撃者たちの撤退によって危機は回避されたが、パーティーは即座にお開きとなってしまった。

この騒動がきっかけとなり、倫太郎は、天王寺裕吾の元へ訪れてかがりを守ってもらう約束をつけたり、他のメンバーたちはかがりのために何かしてやれないかと考えていたり、危険な目に合わせないよう動き回っていた。

そんな中、天王寺裕吾が敵から聞いた「K6205」という謎のコードと、カエデの音楽の知識から、倫太郎はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1791年に作曲した「魔笛 K. 620」との関係を結びつける。

真帆に電話で確認を取ってみたものの、『Amadeus』の復旧にメドが立たず忙しそう。

あえなくスマホをしまおうとしたところ、つながらないはずの『Amadeus』から着信が来た。

それを受けてみると、『紅莉栖』から「助けて、岡部……」と声が。

直後、激しいめまいとともにリーディング・シュタイナーが発動し、倫太郎はα世界線へ飛ばされてしまった。

二律背反のデュアル

紅莉栖との再会

倫太郎は、α世界線のラボ内にて“生身の”紅莉栖と出会う。

突然の再会であったが、紅莉栖を見殺しにしてしまった後ろめたさでどのように接していいのか分からない倫太郎。

しかし紅莉栖には、「彼はβ世界線から来た倫太郎」ということをうっすらと勘付いていた。

「これはただの夢をみているだけ」

「私のことは忘れること。今日あったことも、これからのことも。それが私の望みだから……」

と諭し、倫太郎と指切りした上で、電話レンジ(仮)を使って元のβ世界線へ帰したのだった。

世界線のズレとかがりの記憶

無事に戻ってきた倫太郎だったが、そこは世界線が変動した場所であった。

銃を持った男たちやライダースーツ女による襲撃がなく、真帆の話によるとそもそも『Amadeus』のプロジェクト自体が凍結されているところだったのだ。

翌日、テレビを観て難しい単語を理解しているかのようなしゃべり方をするかがりの記憶について、ルカ子が相談しに来た。

真偽を確かめるため、真帆をラボへ呼び出した倫太郎は、彼女の協力の下で質問を行う。

その結果、何者かの手によって“かがりの脳”に”紅莉栖の記憶”があるのではないか……?という仮説が出てきたのだった。

「もし、かがりの記憶が完全に蘇ったら、目の前にいるのはかがりではなく紅莉栖になってしまうのではないか────」

倫太郎はかがりを外へ連れ出し、紅莉栖のことをそれとなく会話していると、

かがりが突然「あそこには戻りたくない」「誰か助けて……」と叫び声をあげ、いきなり涙を流した。

後の言動から、紅莉栖の記憶が元となっていることしか考えられない、確かな記憶があることが判明する。

日に日に記憶の混同が激しくなり、まわりの状況がつかめなくなっていくかがり。

彼女の記憶を戻すには、以前からまとわりつく”ライダースーツ女”の正体を掴む必要があると感じた鈴羽と倫太郎は、真帆にタイムマシンの存在や紅莉栖とのいきさつについて打ち明けた。

彼女は最初こそ半信半疑だったものの、とりあえず話を信じることに。

その後、真帆はタイムリープマシンの自作を、ダルはSERNにハッキングをかけて記憶の情報を集めることに成功。

先の「魔笛 K. 620」との関係から、かがりの記憶データが入ったK6205のファイルを見つけてダウンロードしようとしたところで、外からラボへの襲撃の足音が迫ってきた。

構わずかがりに記憶を戻そうと、倫太郎はタイムリープマシンとつながっているスマホを彼女の頬に当てた瞬間、またもやリーディング・シュタイナーが発動。

世界線が変動したのだった。

盟誓のリナシメント

β世界線・終末の世界

倫太郎が飛ばされたのは、2036年のβ世界線。

タイムマシン論文によって第三次世界大戦が勃発し、周囲は破壊され尽くし、空気が極限にまで汚れてしまった世界で、倫太郎は未来のダルと出会う。

彼の話によれば、

・紅莉栖の遺産を持っているのは、アメリカの民間情報機関、通称“ストラトフォー”である

・論文が入っていると思われるPCには強固なロックがかかっており、紅莉栖の情報を引き出すには倫太郎の記憶が必要だった

・あらゆる手段を使い、倫太郎の記憶を引っ張ろうとしたことで、彼の精神はボロボロになってしまった

・放っておいたら肉体的にも危うくなってしまうため、2011年に倫太郎の脳へ一度データ化した記憶を”上書き”。まゆりやその他のメンバーの介抱によって、2036年まで生き長らえていた

・(前作のシュタインズゲートで言われていた)β世界線の倫太郎が、2025年に必ず迎える”死”の真相は、肉体的なものでなく精神的なもの。つまり、本当の死を意味するものではなかった

・これは、身内の鈴羽すら騙していたダルの戦略のひとつであった

とのこと。

一連の説明を受けても気持ちの整理がつかない倫太郎だったが、直後の襲撃によるルカ子の死を目前にしたことで、紅莉栖を救う「運命石の扉(シュタインズゲート)」へたどり着くことを決意する。

紅莉栖の情報を元に、未来の真帆やダルの手によって作られたプロトタイプの「電話レンジ(仮)」を使って、3000回にも及ぶタイムリープの末に2011年へ帰還したのだった。

鳳凰院凶真の復活

2011年に帰ってきた倫太郎。

ラボメンを招集し、煮え切らない態度に心の底ではいらだちを覚えていたという鈴羽からグーパンで殴ってもらい、「鳳凰院凶真」を復活させる。

同時に、紅莉栖を救う世界線へ行くことを宣言した。

第一段階として、ヴィクトル・コンドリア大学やストラトフォーのサーバーにハッキングを仕掛けてみると、レスキネン教授のロックがかかったフォルダ人体実験を伴う記憶データの存在などが判明する。

その中にはかがりのレポートが記されているものもあり、関連はあるのか……と調べを進めていくラボメンたち。
 
すると、何者かから「かがりを連れ去った」という電話が倫太郎のもとにかかってきた。

交換条件は、ダルに託してある紅莉栖の遺品、PCとハードディスク。

2036年で得た情報から、倫太郎の通っている東京電機大学にストラトフォーの支部があるということで、鈴羽と一緒に乗り込んだのだった。

レイエス教授との対峙

大学の電気室として使われているはずの部屋へ乗り込んでいった先にいたのは、ヘッドギアを被せられて意識を失っているかがりと、レイエス教授。

彼女に対し、倫太郎は「なぜこのようなことをしているのか」と尋ねると、

・自分はアメリカ軍のCIAに所属しており、現在はストラトフォーにスパイとして侵入していた

・紅莉栖の記憶との適合性が非常に高いかがりを「記憶を引きずり出す」媒体として利用し、タイムマシン理論を復活させることが目的

であることなどが明かされた。

一悶着あってかがりを救出した倫太郎たちは、今度は自身の脳に紅莉栖の記憶を取り入れようとヘッドギアを被り、乱心するレイエス教授を目の当たりにする。

記憶をインストールするためのコマンドを打ち、エンターキーを押そうとした瞬間、すんでのところでダルのハッキングにより紅莉栖のデータを抹消することに成功。

記憶の上書きに失敗したレイエス教授は、その場に倒れ、もぬけの殻となってしまった。

しかし一連の出来事によって、この世界線での紅莉栖の存在は一切抹消されてしまったのだった。

過去へ向けた「Dライン」の送信

騒動が起きてから1年後。

ダルや真帆の力によって、電話レンジ(仮)から送れるDメールを改良し、SERNからの干渉を受けない装置『Dライン』を開発した。

シュタインズゲートへと導く未来に行くには、そこにたどり着くまでの「別の未来のパーツ」が必要。

そのためには、過去に戻ってもう一度やり直さないといけない。

倫太郎は、過去に向けて

世界を騙せ
可能性を繋げ
世界は欺ける

とDラインを送信した。

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永劫回帰のパンドラ

12月15日。(「閉時曲線のエピグラフ」からのルート違い)

日が暮れ、真帆とレスキネン教授に会う前に体調を整えておこうと休憩していると、まゆりのコスプレ仲間であるフブキ、カエデと出会う。

顔色の悪さを2人から心配されている中、「世界を騙せ 可能性を繋げ 世界は欺ける」とのDラインが入ってきた。

1月23日。

ダルに招かれ、裏バイト先である隠し部屋にきた倫太郎は、同じく招かれた真帆に対し、

・紅莉栖の遺品であるノートPCやハードディスクに存在する「中鉢論文」によって戦争が引き起こされること

・鈴羽が未来からきた者であること

・話を聞いたことで、これから色々あるかもしれないが、『タイムマシンで牧瀬紅莉栖を救おうなんて、絶対に考えるな』

などの話をした。

会話を終えた直後、外から萌郁を含むラウンダー数人と、ロシア軍兵士から襲撃を受ける。

秋葉原が騒然となる中、二集団の間で起きた銃撃戦の過程で、紅莉栖のノートPCが粉々に粉砕されてしまった。

その夜、心身ともに疲弊している上に身の危険にさらされている真帆と倫太郎は、フェイリスの家に泊まる(ダルは鈴羽と合流し、別の場所へ)。

倫太郎は、紅莉栖を刺してしまった真実を明かそうとするものの、何かを感じた真帆は「話すべき時が来たらでいい」と遮り、床に就いた。

翌日、倫太郎の『Amadeus』テスターが終了するとともに、真帆とレスキネン教授はアメリカへ帰っていったのだった。

弾性限界のリコグナイズ

6月25日。

フブキが新型脳炎の疑いがあるということで、入院してしまった。

しかも、これは同じ病状で2回目の出来事(別ルートにおいて罹患)。

以前にも、フブキから妙に現実味を帯びている夢の話を受けていた倫太郎は、彼女がリーディング・シュタイナーの能力を備えていることを確信する。

同時期、ダルが買い物に行っている間、鈴羽1人の状況であったラボにおいて、ライダースーツの女が襲撃しにきた。

最終的には逃げられてしまったが、古びたうーぱのキーホルダーで動揺したことを見抜いた鈴羽は、その女の正体は”かがり”であると突き止める。

しばらくして、真帆が再度、沖縄の親類のところへ行くために日本へ上陸。

倫太郎やまゆりなどにサプライズで空港から迎え入れられ、ラボに合流した。

無限遠点のアルタイル

電話レンジ(仮)弐号機の開発に気づく倫太郎

7月7日。

ラボで”ゲルバナ”を発見した倫太郎は、ダルと真帆が隠れて電話レンジ(仮)弐号機の開発をしていることを知る。

(真帆が沖縄帰省のために来日した話はウソ)

倫太郎は、彼女を心の底から信頼しており、決してそんな真似をするとは思っていなかった。

Dメールによって過去を改変することへの恐ろしさや、まゆりまで失ってしまうことになるのではという気持ちで冷静さを失った倫太郎は、

「君はα世界線に戻し、紅莉栖が生きていて、まゆりが死んでいる世界を望むのか?」

と問いかける。

その言葉に怒りを露わにしたダルは、

「この野郎!!」

と倫太郎をぶん殴った

「オカリンがどれだけ苦しんでいるのか想像しかできないけど、結局それに甘えているだけじゃねえか!」

ダルと初めて出会ってから、ここまで感情的に何かを言われたこと、ましてや殴られたことなど、これまで一度もない。

倫太郎は、真帆にはもちろん、場の居心地が悪くなってシャワールームに入ってしまったダルにも、そのような発言をしてしまったことに謝罪した。

それでも、電話レンジ(仮)弐号機の製作には紅莉栖を救うことが絡んでいるため、協力はできないという倫太郎。

ラボを後にしようとすると、まゆりが見たこともないほど悲しそうな顔で走って行ってしまった!とルカ子から連絡が入る。

その理由は、扉の前で、偶然にも倫太郎たちのやり取りを聞いてしまったから。

まゆりがこの世界に存在している”真実”、つまり「自分は紅莉栖の犠牲のもとに生きていること」を知ってしまったためである。

まゆりが人質に

まゆりが走って行った先は、タイムマシンが停められているラジ館の屋上。

そこにいた鈴羽に、自分が存在している真実を聞いてしまった旨を告げ、「自分より紅莉栖がいたほうがずっと良い」と話すまゆり。

その姿に、未来のまゆりと重なるところを感じた鈴羽は、紅莉栖が殺された日ではなく、倫太郎がシュタインズゲートへの可能性を閉ざしてしまった”あの日”に向かうオペレーションを考えていると話した。

すると、まゆりは「その作戦、私にやらせてほしい」と望む。

突然いなくなると”行方不明の扱い”となってしまうため、倫太郎たちに”置きメール”を打ち込むことにした。

ラボメン全員に対する文面を書き終えたまゆり。

同時に、タイムマシンの存在に気づいた軍隊によって、武装した男たちがラジ館の屋上に襲来する。

タイムマシンを手に入れるため、まゆりを人質にとった。

鈴羽の反撃に対し、威嚇射撃をする武装男たち。

その跳弾がまゆりの頬を掠め、流血してしまった。

「他の人間に手渡してしまうくらいなら、ここでタイムマシンを壊してしまったほうがいい」

そう考え、鈴羽はエンジンを壊そうとしたところ、ライダースーツの女が姿を現した。

まゆりの頬が血に染まっている様子を見たライダースーツの女は、

「ママに何をしたあああああああ!!!!!」

と激高。

まわりにいた男たちからズタズタになるまで反撃を食らうも、まとめて葬ったのだった。

一方、まゆりを心配した倫太郎は、タイムマシンのあるラジ館の屋上へ向かった。

駆け上がる階段で出会ったのは、あろうことかレスキネン教授

なぜここにいるのかと尋ねる倫太郎に対し、彼は

・自分はストラトフォーに所属している

・「新型脳炎」で入院しているフブキたちを含む患者や、倫太郎の持つリーディング・シュタイナーの力を研究するため来日

・その研究成果を、『Amadeus』とともに国家の軍事力の抑制(=独裁のための力)として使うために活動している

・研究の一環として、たまたま路頭に迷っていたかがりを救い、彼女の脳に紅莉栖の記憶を埋め込み「洗脳」した

・また、かがりが自身を「神様」として認知させるようにし、過去の記憶が蘇らないよう彼女の脳をロックさせていた

ことなどを明かした(はぐれた時に「神様の声が聞こえる……」と言って姿をくらましたのは、この洗脳のため)。

タイムマシンの回収さえ終わってしまえば、日本での研究は全て終わる予定だったのだ。

穏便に収集が済むと思っていた屋上で、激しい銃撃戦が行われていることに動揺したレスキネン教授を見た倫太郎は、隙をみて彼を押し倒し、気絶させた。

ライダースーツ女の正体

屋上へ辿りついた倫太郎は、這いつくばっているライダースーツの女と、拳銃を向けて背後にまゆりをかばっている鈴羽がいることに気づく。

2人の様子や会話でライダースーツの女の正体が「かがり」であることを知った倫太郎は、力尽きて苦しそうに倒れ込んでしまった彼女のヘルメットを取ることに。

すると、彼女の正体が

“由季の顔に整形”した「かがり」

であることを知った。

彼女の話によると、

・この世界線で、ダルと”本物の由季”が出会うのは1年後

・本物は、現在海外へ留学中である

らしい。

(つまり、倫太郎たちがいるβ世界線では、最初から”かがりが2人”いたことになる)

その後、タイムマシンの在り方を知ったロシア軍やアメリカ軍が続々と秋葉原に到着し、第三次世界大戦が勃発

空に銃器を構えた戦闘機を見た鈴羽は、”置きメール”の下書きを打ち込んだスマホを倫太郎に託したまゆりとともにタイムマシンへ乗り込み、過去へ飛び立とうとした。

しかし、透明になり飛び立つ直前の状況でロケットランチャーが打ち込まれ、機械は半壊

鈴羽もまゆりの遺体こそ無かったものの、部品がいくつか屋上に残された状態でのタイムリープとなってしまったことから、「もしかすると、過去には行けなかったのではないか……?」と絶望する倫太郎だった。

ラボに到着後、彼はまゆりのメールを読む。

「鈴羽と過去に行って、暗い雲の向こうに隠してしまった”あの日”のオカリンを助けてくる」

「もし何かあっても、きっと助けに来てくれると信じている」

「私は鳳凰院凶真のことが好き。だけど、岡部倫太郎はもっと好き」

文面を読んだ倫太郎は、これ以上の犠牲を払わないため、タイムリープマシンを完成させて過去にタイムリープすることを決意。

α世界線で紅莉栖に聞いた情報をもとに、真帆やダルたちと電話レンジ(仮)弐号機を完成させ、戦争が始まる直前の過去(48時間前)に向かった。

そして、無事に鈴羽とまゆりを”(倫太郎が)紅莉栖を救うことを諦めた日”へ送り、軍隊やレスキネン教授らの襲撃を回避させることに成功したのだった。

交差座標のスターダスト

2025年。

倫太郎を含むラボメンは、確定した過去を変えずに結果を変える「未来を司る女神作戦(オペレーションスクルド)」の概要を動画に収め、過去の自分へムービーメールを送る。

その後、新たに製作したタイムマシンに乗り、時空間移動に失敗した世界線の鈴羽とまゆりを助けに行ったのだった。

まとめ

シュタインズゲートゼロのネタバレを、トゥルーエンドに沿った形で書いていきました。

長々とした文章になってしまいましたが、要するに「オカリンはβ世界線でもどん底から這い上がることができた!」って内容です。

原作の終盤では”ライダースーツの女=由季の顔に整形していたかがり”であることが明かされていますが、実はその具体的な理由については、今作内では不明なんですよね。

一応、

・倫太郎たちがシュタインズ・ゲートに辿り着く事を阻止するべく、未来のレスキネン教授が、過去に”整形&洗脳かがり”を「スパイ」として送った

・現代で過ごしているうちに、記憶に混同が生じる

・物語終盤、自分の義母であるまゆりが傷つけられてたショックで、彼女の記憶が復活&使命を翻した

との考察が有力。

ゲーム内では、声まで由季本人(田村ゆかりさん)なので、なかなか気づきにくいところではありました。

まあ、この辺りはシュタゲ特有の「後のスピンオフ作品などで補完される」系のところなんだと思います。
 
ちなみに、海外では本作に出てきた『Amadeus』を現実でも使えるようにしよう!とするプロジェクトが進んでいるのだとか。
 
β版が無料で使えるので、気になった方はチェックしてみてください。

アニメでは触れられないであろう「フレーム問題」についてはこちら↓

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