
2018年4月から春ドラマとして放送される、「兄友」。
これから絶対有名になっていくのにwikiすら書かれてなかったので少しびっくりしたんですけど、「わたしに××しなさい!」との二本立てで映画化まですることが決定しています。
そんな「兄友」、どんな内容なのか気になる人も多いと思うので、今回は作品の原作ネタバレを中心に迫っていきました!
目次
登場人物(キャスト)とキャラクター紹介
ここではメインとなるキャラたちを紹介。
七瀬まい(松風理咲)
クジ運が無い。
同世代の人たちの恋愛観に付いていけなかったが、壮太の「かわいい」という言葉によって恋に落ち、彼と付き合うこととなる。
だんだんと恋愛に打ち解けていくヒロインを演じるのは、松風理咲さん。
2015年にデビューしてから急激に注目を浴びるようになったこともあるので、これから有名になっていく女優さんだと思っています。
ネット配信の作品ではいくつか”主演”で出ていたものもありましたが、テレビのドラマでは初めてなんじゃないかな?
17歳でここまで来るなんて……すごい(´・ω・`)
西野壮太(横浜流星)
それまでは恋愛に疎かったが、まいに初めてあった時から一目惚れをし、彼女に告白→付き合うこととなる。
あまりにもウブであることから、雪紘からはヘタレと言われてこき使われている。
優しくて恋愛には奥手な壮太を演じるのは、俳優&モデルの横浜流星さん。
最初はモデルの仕事が多かったイメージですが、「トッキュウジャー」の辺りから俳優としても爆発的に有名になりましたよね。
テレビドラマでは初の主演となっていることもあるので、どんな役を演じるのか楽しみです。
七瀬雪紘(古川毅)
生徒会長を務めており、その美貌から大勢のファンがいるが、誰に対しても辛辣な言葉を投げる暴君でもある。
作中ダントツ1位の”S”な役どころを演じるのは、俳優の古川毅さん。
スターダストプロモーションに所属し、若手俳優集団「EBiDAN」から生まれたダンスボーカルユニット『SUPER★DRAGON』で活躍しています。
ざっと見た感じ、毅さんとっては「兄友」がドラマデビュー作品となりますね。
いきなり濃いキャラを任される、彼の演技力に期待です。
西野秋
学校の備品を事あるごとに壊す。
それに対する反省文を毎度のように書かされている雪紘とは”ダ犬”と”飼い主”の関係に近い。
加賀樹
試験当日、まいから弁当を渡されたことで一目惚れしたことから、壮太とは恋のライバル関係となる。
最新話(ドラマ結末)までの詳細な内容
原作が最終回を迎えてないため、ここでは最新巻である7巻までの内容のあらすじをまとめました。
なにか進展があれば追記します。
まいと壮太の出会い
生まれてこのかた彼氏ができたことのない七瀬まいは、所帯じみた性格も相まって同年代の子達の”恋愛観”についていけてなかった。
そんな日々を過ごしている中、兄の雪紘が”自称”友人と話す人物・西野壮太を連れてくる。
彼は活発そうな見かけとは裏腹に女慣れしていなかったため、家にいたまいを一目見ると慌ててしまい、雪紘の部屋に入ってしまった。
そんな彼の様子が気になっていたまいは自室に戻ると、薄い壁で仕切られた隣室(雪紘の部屋)から「妹さん、かわいいな」という兄の友人・西野壮太の声が聞こえてくる。
偶然聞いてしまったまいは、そこから壮太を意識するようになっていき、その後も彼が家に来るたびに意識するようになっていった。
ある日、クラスメイトとのゲームに負けてしまったまいは、罰ゲームとしてほかの男子と一緒に「カップル限定クッキー」を買うこととなる。
行列に並んでいる二人を目撃した壮太は、まいに彼氏がいたのだと勘違いし、気持ちが沈む。
それでも”好き”の気持ちを抑えることができなかった彼は、思い切って彼女に告白。
それがきっかけとなり、まいも恋に落ちてしまったことから、晴れて恋人となった。
壮太の学校の学園祭
家で友人・りんごと宿題をしていたまいは、隣室にいる壮太と兄が学園祭の準備をしている話を聞きつけた。
超絶マイペースなりんごは、まいに問答無用な誘いを入れて学園祭へ行くことを決めた。
学園祭当日、壮太のクラスが開いている喫茶店へいったまいは、そこで彼に気があるという女子・佐久間が、彼の好みにドンピシャであることを耳にする。
不穏な空気が漂う中、自分の出番終わったという壮太と学園祭を回ることになったまい。
その途中、佐久間が学校OBの不良男子からナンパされているのを目撃した壮太は、まいを置いて彼女を助けに行った。
その行動に「自分に気があるのでは?」と期待した佐久間は、彼の頬にキス。
突然のことであたふたした壮太は、目の前で見ていたまいになにかを言いかける。
しかし、喫茶店の冷蔵庫が壊れて生物が全滅するトラブルによって、クラスメイトの買い出しに連行されてしまった。
買い出しから戻ってくる彼を迎えに学校の門へ向かったまいは、そこで同じ不良男子に絡まれる。
そこへ帰ってきた壮太が、彼女の手を取り救助した。
一連のことで目が覚めたまいは、「自分の恋の気持ちに自信が持てるくらいには積極的にいかなくちゃ」と思うようになり、佐久間へ自分が彼女であることを告白。
後に人気のないところへ行き、彼へキスしたのだった。
壮太の妹と従弟の出会い
ドシャぶりの雨によって全身が濡れてしまったまいは、壮太の家へ行くことに。
そこで彼の妹・秋に出会う。
最初こそ(互いのコミュ力のなさや秋の気遣いのできなさによって)ドギマギしていた二人だったが、秋のやっていた美男子スマホゲーム・「グッド♡コウチューン」に出現する”クワガタ話”よって打ち解けていくようになる。
そして、彼女はまいの兄とも関係を持っていたことも判明。
しかしそれは、ドジな犬を見るのが唯一のストレス解消タイムである兄が「最高の好みの駄犬に育てたい」という考えから来ているものであった。
(後に、秋が生徒会の備品として使う予定だった新品のパソコンを壊してしまい、それをかばうべく雪紘が”反省文”という形で取り計らってくれたことが二人の出会いであることが明かされる)
またある日、推薦入試に受かった新入生たちの学力調査テストのボランティアに、運悪くクジ引きで当たってしまったまい。
昼ごはんのおにぎりをカラスに食べられてしまい、空腹音を教室中に響かせているという加賀樹(いつき)を見たまいは、昼休みの彼に自分の弁当を与えた。
後に判明したのだが、樹は壮太の従弟。
新学期となり、樹がまいと同じ学校に進学してからは、よく家庭教師として西野家へ通うようになっていた。
弁当の件からまいのことを一目ぼれしてしまった彼は、のちに彼女の彼氏が壮太であることを知り、自身の初恋を諦めようとする。
しかし、(初恋したのは別の人物ということにして)相談に乗ってくれたまいから「無理に諦めようとするのは難しい」という助言を得たことから、考えを一変。
壮太へ諦めないことを宣戦布告したのだった。
壮太の焦り
樹からの布告を受け、それまで”彼氏”という肩書きだけで満足していたことに気づく壮太。
まいを放課後に初デート(100均)へ誘ったものの、その帰り道で大雨によって電車が止まり、駅で偶然出会った樹とともに彼の家へ泊まることとなった。
そこで過ごしているうちに壮太は、樹が本気でまいのことが好きであること、誰に対しても心優しい彼女のことをどうにかしないと、本当に取られるかもしれないと感じるようになる。
一方、壮太の様子からなにかに焦りを感じていると考えたまい。
初めてのデートで周りが見えてなかったことで、彼のことを知らないうちに傷つけていたのかと思った彼女は、「さっきから目が合ってない」と口ずさんだ。
その言葉で目が覚めた壮太は、突然の落雷によって停電して指を切ってしまった彼女を介抱し、キス。
まいは壮太の不安を減らすために男の人と不用意に触れないことを、壮太は樹に嫉妬していたことを謝罪したのだった。
家での一件以降、壮太とまいの結束が強くなったことで入る隙間がないと感じるようになった樹。
そんな状態の中、保健委員の人員に穴が空くからやってみないか?という知らせが届く。
保健委員にはまいも所属していたことから気まずさを感じていた樹だったが、何でもないようなことでも優しく気にかけてくれる彼女を見た彼は、加入することを決意した。
まいの気持ちの「重さ」
親戚が多く参加するB級グルメフェスに出店する手伝いをしていたまい。
イベントを行っていたことで壮太との仲が進展していることを友達と話していた彼女は、同級生から「(愛が)重い」という言葉を受けてしまった。
それによって、親戚ぐるみの付き合いをさせることが多くなり、彼に「重たい」と思わせているのではないか……と心配になる。
それでも当日は、彼女が知らないうちに壮太の父と出会ったりして、無事にフェスは終了。
しかしグルメフェスの打ち上げの場で、まいの父が壮太に対して行っていた”結婚”のからかいに過剰反応したまいは、「やめてってば!」と強い拒否を言葉にした。
彼を拒否してしまったのではないかと後悔するまいと、そのような彼女の様子に戸惑う壮太。
後に、となりの部屋で寝ていた壮太へ「自分の気持は重くはないでしょうか?」と気持ちを打ち明けると、彼は「結婚することを考えるのは重いことではない」「それくらい好きだから」と話してくれた。
お互いのことを知って、また少し仲が深まるのだった。
まいと壮太のプレゼント交換
まいは付き合って一年が経つ壮太への誕生日プレゼントを買うため、親戚のツテで古本屋のバイトを始めた。
アルバイト先の本屋で、壮太の母と出会う。
当初はそうと知らずに話していたまいは、彼氏へのプレゼントの悩みなどを相談していたことで赤面してしまった。
後日、マッサージ店から出てくる彼の母と鉢合わせたまいは、一緒にプレゼント選びをすることとなる。
品物を選んでいると、そこには同じくプレゼントを買っていた壮太の姿が。
車で送ってもらうことになったまいは、壮太と車内でプレゼント交換をしたのだった。
(まいはボールペン、壮太は手帳とアクセサリー)
まいの学校の学園祭
クジ引きで学祭の実行委員に決まったまい。
同じく実行委員であるりんごやのぶ子と一緒だったことを知り、それまでは屋台や仮装・ライブも一切ない地味な学祭であったため、そんなに張り切ることもないと考えていた。
また同時期、これまで病気で入院しがちだった高校一年・珠枝未希(たまえだ みき)が登校するようになっていた。
食堂で知り合ったまいとその友達は、彼女も実行委員であることから仲良くなっていく。
(未希はこれまであまりクラスメイトと話したことがなく、馴染むためにあえて立候補していた)
そのような状況の中、校長から急遽「予算は融通させるから、今年から他校と同じくらい”派手な”学祭にするように」という一声がかかる。
やったことが無い派手な学祭を作るノウハウなんて皆無な実行委員一同。
前に壮太の学校へ出向いたことのあるまいは、詳しくは知らないにもかかわらず先導に立つこととなった。
なんとかまとめていくまいだったが、それぞれのクラスの出し物の方向性が定まってきたところで、校長から突然の「予算削減」宣言が告げられる。
どうして良いか分からなくなってしまった彼女は、壮太や雪紘に助けを求めることにした。
そこで雪紘から「こういう時にいちばん大切なのは”ツテ”だ」と言われ、それまでお世話になっていた人たちへ奔走。
一方、実行委員としてあまりいい動きができていなかった未希も、予算内で済ませるためのアイディアを出した結果クラスに馴染むようになり、無事に学園祭を迎えることができた。
学園祭当日、これまでにない派手なものになった理由は「未希が理事長の孫娘であり、漫画みたいな学園祭にあこがれていたことを校長に話した」ことだったと、未希本人の口から明かされる。
迷惑をかけてしまったと泣いてしまう彼女だったが、楽しく開催できたことと実行委員として頑張っていたことを褒めたまい。
後に、予算を減らした校長の“資金横領”が発覚し、一件落着となるのだった。
「兄友」の原作紹介
「兄友」は白泉社の少女漫画誌『花とゆめ』に連載されている、「壁越し&つつ抜けLOVE」のラブコメ漫画。
2018年3月現在、7巻まで世に送り出されています。
作者の赤瓦もどむさんにとっては初の連載漫画であり、読み切りの時から注目されていた作品でした。
この漫画、コメディということもあって恋愛要素が絡んでいても全く内容が重くないのが良いですね。
絵もきれいなので、さくさく読み進めることができます。
あとサブキャラの使い方が異常に上手い(´・ω・`)
まいの友達で作中ほとんど表情を変えないりんごちゃん、いい感じにボケかましてくれる場面が多くてニヤッとさせてきます。
ドラマの放送日はいつから?
公式からアナウンスされている情報をまとめると、こんな感じ。
地方ならTBS系列のドラマイズム枠で見るのが良いのかもしれません。
3/27(火)深夜1:30~2:00
第2話
4/ 3(火)深夜1:30~2:00
第3話
4/10(火)深夜1:28~1:58
第4話
4/17(火)深夜1:28~1:58
3/25(日)深夜1:50~2:20
第2話
4/ 1(日)深夜0:50~1:20
第3・4話
4/15(日)深夜0:50~1:50
(二話連続放送・4/8(日)は休止)
またドラマが終了した後には、2018年初夏に映画が公開される予定。
自分の地域に適したチャンネルをチェックしておきましょう!
まとめ
兄友の原作漫画のネタバレなどを中心にまとめていきました。
「バツしな」と二本立てで放送されることが決定しているので、気になった方はこちらもチェックすることをオススメします!
どれだけ原作の雰囲気に合わせてくれるのか、楽しみです(´・ω・`)