
党首を決める「自民党総裁選」。
自民党は長いこと与党として活躍していますから、ここのリーダーが変わるということは「事実上の次の首相を決める選挙」となります。
あまり政治に詳しくない人でも、総理大臣が別の人になるかもしれない……となれば、注目すること間違いなしですよね。
そこで今回は、2018年に行われる自民党総裁選の情報についてまとめていきました!
目次
自民党総裁選が行われる日程はいつ?
2018年の自民党総裁選の日程について公式からは発表されていませんが、おそらく9月末に開催される可能性が高いです。
その理由は、以下の2つ。
現在の自民党の総裁任期が9月末に満了する
別の月に行ってもメリットは特に無いと思うので、慣例通りの日程で行われるんじゃないかな?と思いますね。
分かり次第、追記します。
任期も最長となる可能性
とくに今回は、連続して3回リーダーを続けることを禁止する「連続3選」の公選規程を改定して、党首を延長できるようになりました。
なので、安倍総理が2018年の総裁選で勝つことができれば、最長で2021年9月まで日本のリーダーを務めることとなります。
現時点で歴代5位の長期政権となっていますから、当選したら憲政史上最長の政権になる可能性まで出てきているんです。
3000日ってすごいよなぁ……
もし総裁選で勝てると、来年あたりにもビッグニュースが来るかもしれません。
自民党総裁選2018の立候補者の一覧
まだ総裁選の立候補者が出そろっていませんが、現時点で「出馬する可能性が高い」と言われている人物について紹介していきます。
安倍晋三
安倍首相が次の総裁選に出るために、党則の改正を行ったといってもいいですから。
憲法改正の動きを統一して行っていくには、やはり複数の党首が交代するよりは一人でやったほうがいいのかもしれませんね。
テレビやネットメディアではどうでもいい問題が取り上げられていますが、個人的には『一強』でダントツの得票数になるんじゃないかな~と思います。
石破茂
安倍首相の対抗馬として持ち上げられることが多い、石破茂元幹事長。
去年の12月に行われた会合において、総裁選へ出馬する意欲があることを公表した数少ない人物でもあります。
石破氏で注目しておきたいのは、なんといっても2012年の総裁選です。
地方票で圧勝の1位を記録した石破氏は、当時2位の得票数であった安倍首相と決選投票の末に敗れてしまいました。
(安倍首相・108票、石破氏・89票)
2014年には地方票の比重を大きくするよう総裁選の仕組みも変更されましたから、これが今回の自民党総裁選にどのような影響を与えるのか、気になるところです。
小泉進次郎
あと、ファンも多くて話題になることがある小泉進次郎氏も、一部で総裁選に出るのかも……?とウワサされています。
理由は、2017年~2018年にかけて、党内で新たな組織を発足させたりしているためです(「2020年以降の経済社会構想会議」)。
自民党の”やり方”を変える『実験』としての会合なので、総裁選には全く関係ない!と断言していますが、時期が時期なのでそう見られても仕方ないのかもしれません。
実際、4月にフジテレビから放送された「プライムニュース イブニング」での支持ランキング(?)でも2位を獲得しています。
あんまりアテにはなりませんけどね……(´・ω・`)
自民党総裁選挙の仕組みは?
投票や当選の仕組みについて箇条書きで表すと、以下の通り。
・議員票は一人1票、地方票は都道府県ごとに3票。
また、内閣が解散したときに行われる衆議院選挙とは違い、自民党総裁選挙は一般市民から立候補できるものではありません。
立候補者や投票者などについての決まりごとは、以下の通りとなっています。
・投票できるのは、自民党所属の国会議員と全国の自民党員&党友(政党の外部の支援者)だけ。
要は、自民党にゆかりのある人しか総裁選に関わることができないと考えればOKです。
当たり前っちゃ、当たり前ですけどね(´・ω・`)
ちなみに、自民党員として活躍したい!と思って入党するために必要な資格は、こんな感じになっています。
- 党の綱領(方針)、主義、政策等に賛同できる
- 満18歳以上で、日本国籍を持っている
- 他の政党の党籍を持っていない
- 基本的に2年間以上、党費(一般党員だと年額4,000円、家族党員だと年額2,000円)を納めている
党員になるには、知り合いからの紹介か、地元の支部から説明を受けるのが早いみたい。
もし興味あれば、行ってみてもいいかもしれません(´・ω・`)
まとめ
ということで、今回のまとめです。
候補者については、安倍首相と石破氏に注目が集まりそう。
今回の総裁選を安倍首相が勝ち取ったら、来年あたりに歴史的最長内閣となることが予想されます。
東京五輪に向かうまでの一大イベントになるのかも……?