
毎年、8月中旬ごろにやってくる「ペルセウス座流星群」。
田舎ではなく、都会からそれほど離れてないところでも、観測できるようなスポットはあるのかな……?と思っている人、多いかもしれません。
そこで今回は、ペルセウス座流星群を名古屋市で見ることのできるおすすめの場所について、まとめていきました。
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⇒ ペルセウス座流星群の穴場スポットまとめ!オススメの場所はどこ?
目次
名古屋市のおすすめ観測スポット
早速、愛知県の名古屋市周辺で星空を観測できる「おすすめのスポット」を見ていきましょう。
平和公園内の広場(千種区)
千種区内にある観光名所。桜の名所として知られ、数多くの著名人が眠る広大な墓苑があります。
広い芝生や緑地があるため、街明かりを遠ざけてくれます。メタセコイア広場での天体観測がオススメです。
【アクセス】地下鉄東山線星ヶ丘駅または名城線自由ヶ丘駅からバスで12分程度。「平和公園」「平和公園南」下車
東谷山山頂展望台(守山区)
瀬戸市との境目に位置する山で、山内に白鳥塚古墳などの古墳群がある。
ふもとには東谷山フルーツパークという温室果樹園もあり、人気のスポットの一つです。
標高が198mあるので、山頂の展望台からの観測がオススメ。
【アクセス】JR中央線、高蔵寺駅よりバス2分の東谷橋で下車後、徒歩。もしくは東谷山フルーツパーク付近の駐車場に車を停め、徒歩
滝の水公園(緑区)
住宅地の中にあり、小高い丘のような緑の多い公園。
治安も良く、観測者たちの間では「夜景スポット」としても有名なため、穴場として活用されています。
階段を上がった先にある、大きな芝生広場での観測がオススメです。
【アクセス】地下鉄鳴子北駅、相生山駅、神沢駅から徒歩とバスで15分程度
稲永公園の藤前干潟
海に面したスポーツ公園。
ラムサール条約にも登録された”藤前湿地”に隣接していて、貴重な野鳥を観察できる「野鳥観察館」がある人気スポットでもあります。
特に藤前湿地周辺は、夜の天体観測にもおすすめの場所です。
【アクセス】あおなみ線「野跡駅」より徒歩で5分
大高緑地公園(緑区)
広大な敷地面積を誇る「緑地帯」のある公園。
数多くの広場やキャンプ場、ゴーカート広場などもあり、カップルや家族連れの人たちにもおすすめとなっています。
夜間は徒歩で高台の方へ歩くと、きれいに星が見えますね。
【アクセス】名古屋鉄道名古屋本線「左京駅」から徒歩で5分
ペルセウス座流星群が観れるピークはいつ?
ペルセウス座流星群を観測できるピークについては、国立天文台から
であることが発表されています。
今年はタイミングの良いことに、8月11日は「新月」を迎えているため、月明かりなどの影響も全く受けずに夜空を見渡すことが可能となっているんです。
去年は逆に、月明かりでギラギラしていましたから、観測スポットに行ってもイマイチ夜空が騒がしかったんですよね……
流星群が極大(”星の流れ”がすごくなる時間帯)となるのは、13日の午前10時。
ですが、星自体は12日の夜から出現しているので、あまり上記の時間帯にこだわらないで、外に出てみましょう。
観測すべき方角は?
ペルセウス座流星群は、ペルセウス座のある”北東”を中心に、マンガの集中線のような「放射状」を描きながら星が流れます。
なので、できれば北東を見ながら観測できれば……と考えがちですが、実際は
というのが結論です。
その理由は、ペルセウス座流星群は「三大流星群」の中でもトップクラスの流星数を誇るため、そもそも星がどこで観測できるか分からないから。
あまり一つの方角ばかりを注視しても、実はそんなに数が変わらないことは、「国立天文台」の実証でも明らかとなっています。
しかしこれは、ペルセウス座の方向だけに流星が出現するということではありません。
流星は夜空のどこにでも現れます。
例えば、放射点とは反対の方向を見ていても、平均すれば、放射点の方向を見たときと同じ数の流星を見ることができます。
ですから、夜空を観測する際は
ようにするのが、ベストだと言えますね。
夜の「蒸し暑さ」にも気をつけて観測しよう!
ペルセウス座流星群2018を名古屋で観測するためのスポットについて、まとめていきました。
今年の夏は記録を塗り替えるほどの「猛暑年」ですから、8月に入っても蒸し暑い日々が続いている可能性は”非常に”高いです。
しっかりと暑さ対策もして、流星群を観察するようにしましょう!
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