
茨城県にまたがる渓谷、花貫渓谷(はなぬきけいこく)。
県の観光ポータルサイトにもまとめられるほどの紅葉スポットとなっており、県外からくるお客さんも多いのが特徴です。
今回は、花貫渓谷の紅葉の見頃とともに、オススメの穴場スポットについてまとめていきました!
目次
花貫渓谷の紅葉の見頃はいつ?
茨城県を流れる花貫川と、その周辺の渓谷一帯は花貫渓谷と呼ばれる紅葉の隠れた名所となっています。
遊歩道も整備されているため、小さい子供連れでも散策しやすいのがオススメ。
毎年、11月に入る頃から色づき始め、11月中旬から下旬にかけて見頃のピークとなります。
よく写真で目にする、吊橋が真っ赤なモミジで埋め尽くされている状態になるのは、ピークの終わり近くを狙うと見られる可能性が上がりますよ。
花貫渓谷へのアクセス方法
花貫渓谷への主なアクセス方法は、「公共交通機関」と「車」の2つ。
それぞれ見ていきましょう。
公共交通機関
最寄り駅はJR常磐線「高萩駅」です。そこから、タクシーで25分程で到着します。
車
常磐自動車道の「高萩IC」をおりて、20分ほどで到着します。
混雑状況のピークは?
隠れた穴場とされているだけあって、よく言われる紅葉の名所としては、そこまでの大混雑にはなりません。
紅葉まつり開催中の週末や連休は、駐車場の待ち時間が発生する日もありますので、休日に訪れる場合は午前中の早い時間を狙っていきましょう。
平日でしたら、人混みに悩まされることなくゆったりと紅葉を楽しむことができます。
ただ時間帯にもよりますから、やはり平日でも午前中には現地についておきたいところですね。
スポンサーリンク花貫渓谷のおすすめスポット
①汐見滝の吊橋周辺
言わずとしれた絶景フォトスポットの汐見滝吊橋は、一度は写真で目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
橋のかかっている場所から木々の距離がとても近く、紅葉した木々が作り出すトンネルと、木の温かみのある吊橋に落ちる影とが素晴らしい景色となっています。
渓流の方から吊橋を仰ぎ見るのも、鮮やかな色に包まれた橋と空の様子を楽しむことができておすすめです。
②小滝沢キャンプ場
ここから、前述の吊橋までの旧道が『紅葉並木』と名付けられており、その名の通り紅葉時期に色鮮やかになる木々がたくさん植えられています。
そんなに大きな道ではないため、人が多い日はすぐ観光客で埋まってしまいますが、紅葉時期には必ずここを通って汐見滝へと向かいましょう。
③名馬里ヶ淵
緑の澄んだ水をたたえる、小さめの淵。
この淵には『昔、角の生えた奇妙な子馬を沈めたところ、激しい風雨と洪水で村が流されてしまった』という不思議な伝説の残る淵です。
紅葉の時期は、真っ赤なモミジが淵を彩ってとてもきれいですよ。
④土岳山頂の展望台
汐見滝吊橋から20分ほど歩くと、こちらの『土岳』の登山口につきます。
標高はそこまで高くないため、気軽にハイキングと紅葉狩りを楽しむことができますよ。
山頂の展望台からは、山々の紅葉と筑波山を一望できるおすすめスポットです。
⑤竜神峡
花貫渓谷から車で30分ほどの場所にある、奥久慈県立自然公園内にあるV字の渓谷。
こちらも、巨大な大吊橋から見られる色とりどりの紅葉がとても美しい景色を作り出しています。
紅葉狩りを楽しもう!
毎年、11月の紅葉シーズンには紅葉まつりが開催され、出店なども楽しむことができます。
高低差もさほどきつくなく、軽装で気軽に楽しめるところも人気のある理由。
老若男女問わず、一度は足を運んでみてほしい隠れた名所ですので、ぜひチャレンジしてみましょう!