
6月ごろから脱税疑惑によって消息不明となっている、范冰冰(ファンビンビン)さん。
日本でも「逮捕された」などの情報が出回るくらい注目されている事件ですが、本場・中国ではどのような反応がとられているのか、気になるところです。
そこで今回は、ファンビンビンさんの失踪による海外の反応をまとめていきました!
目次
ファンビンビンの失踪による中国の反応は?
ファンビンビンさんの活動拠点である中国では情報規制がかけられており、大手メディアでの報道がほとんど成されてないのが現状です。
そのため、中国版5chともいえる「百度贴吧」では、いまでも様々な憶測が飛び交っています。
ファンビンビンさん本人についての書き込みはもちろんなんですけど、失踪からしばらく経った今、芸能界やマスメディアに対する非難も増えていますね。
ファンビンビン本人に対する書き込み
本人に対しては、心配の声から非難の言葉まで、ほんとうに様々。
・たぶん亡命するための下準備をしているんだろうね。バレてからじゃ遅いから、もう国外に身を隠しているんでしょ
・資金繰りとか大丈夫なの?全部手元にあるわけってこともないだろうし
・今まで稼いだお金、税金としてガッポリ持っていかれそう
・まだ情報でないのかよ。どんだけ隠し通したいんだ国は
・逮捕とか拘束とか行方不明とか……結局どういうことなの?脱税したことも事実なのか分からない
このような批判的なものばかりでなく、純粋なファンビンビンさんのファンからは、誕生日が近いことから「祝福」するスレが乱立しているのも大きな特徴です。
・いつか戻ってくる日を待ち望んでいます。
・誕生日まで毎日カウントダウンしながら、待っています!
どちらにしても、気にかけている人が多いニュースであることに違いありません。
なぜ中国でも情報が不明なのか
これらの書き込みは、中国で一番使われている検索エンジン「百度(バイドゥ)」の掲示板、『百度贴吧(バイドゥティエバ)』に載せられていたものの一部。
少し前にさかのぼってみると、彼女のブログの更新が途絶えた6月ごろからスレが乱立していることが確認できました。
ネットを使っているんだからGoogleとか使えばいいじゃん!って思うかもしれませんが、そうはいかないんです。
中国では、国の政策として「金盾(別名:Great fire Wall)」と呼ばれるインターネットの情報検閲システムを導入していて、これによって海外ネットワークへのアクセスを制限しています。
もちろん回避方法も無いことはありませんけど、パソコンに詳しい人でないと手を出せないものですし、できたとしても接続環境が非常に不安定。
そのため、中国ではGoogleやYahooといった検索エンジン、一般には使われてないんですよね。
ですから、たとえ本場だとしても情報が入りづらく、どうしても錯綜してしまうんです。
スポンサーリンク映画やマスメディアなどの業界への批判も
話を戻して……
彼女だけでなく、業界に与えたダメージに対するコメントも続出しています。
特に多かったのは、ファンビンビンさんをこれでもか!ってくらい起用していた映画・テレビ業界。
一部では捏造された契約書に基づいて、ファンさんが払う予定だった税金を塗り替えていた企業もあるとするニュースも出ていることから、批判が増えています。
・マーケティングの数字が真実って考えている人、けっこういるんだね。年収額だって、根拠のない事柄に、なにかに基づいているわけでもないデータ。純粋な噂であって、まったく信じられないことを、民衆によく伝えることが大切だと思う
・今回の件、映画業界にとっては”税制改革”をせざるを得ない事件になっている。解決すべき最も重要なことは、ブラックボックス化している業界の仕事なのかもしれない
税務当局の調査が入っているくらいですから、このくらいのことは言われても仕方ないのかも……
また、情報を規制している国やメディアに対する不満の声も。
・不明確なメディアの報道によって”混沌”とか”間違い”ばかりが伝わってしまっているから、遅かれ早かれ(ファンからの)報復が起こりそう
・人々が噂を広めるたびに、あなたのゴシップ話に尾ひれがついてしまう。メディアに踊らされているのはどっちなのか
ゴシップ話に尾ひれがついてしまうのは、日本にも通じるものがありますよね(´・ω・`)
海外の反応も、日本と似たようなものだった
ファンビンビンの失踪による海外の反応について迫っていきました。
情報が規制されているとはいえ、ほぼ日本のメディアと同じような予測となっていることが判明したと思います。
近いうちに情報が解禁されると良いんですけどね。なかなか難しいのかもしれません。
本人は否定しているようですが、目とか鼻の整形疑惑についても噂されていますし、世界で活躍する女優って大変なんだなぁ……と感じるニュースでした。