
主要なものから「ミニ」や「プチ」といった種類まで販売される、年末ジャンボ宝くじ。
・プチって買うべき?
・年末ジャンボの確率ってどうなの?
結論から書くと「年末ジャンボプチ1000万」が一番オトクです。
その理由を、確率と期待値から求めていきました。
目次
宝くじの当選確率の計算方法
宝くじの当選確率は、以下の式から1枚あたりの「金額の期待値」として出すことができます。
期待値とは、1枚あたりどのくらいの当選金が期待できるのか……という数字。
宝くじでは
・当選金はいくらか
・本数は何本か
・販売される総枚数はいくらか
・1枚の値段はいくらか
などが公表されているため、ここから割り出していくことができます。
年末ジャンボの期待値を比較!
年末ジャンボ宝くじ2018の期待値は『147.5円』
「年末ジャンボ宝くじ」の賞金総額は707億9760万円なので、1枚あたりの期待値は147.495円。
お金だけの損得勘定とすれば、1枚300円を買って戻ってくる還元率は、49.165%となります。
還元率だけで判断するなら、3つの宝くじの中で「一番損する」と言えますね。
一等の当選確率が2000万本分の1ですから、当たりにくさはオリガミ付きです(´・ω・`)
年末ジャンボミニ2018の期待値は『149円』
「年末ジャンボミニ」の賞金総額は223億5000万円なので、1枚あたりの期待値は149.0円。
お金だけの損得勘定とすれば、1枚300円を買って戻ってくる還元率は、約49.67%となります。
還元率で判断すると、中途半端な宝くじです。
しかし、10万円の期待値が3つの中でも最大の「30円」となっている部分は、注目すべきポイント。
そこそこの金額を堅実に狙っていきたいなら、オススメの種類なのかもしれません。
(一等の当選確率は、200万本分の1)
年末ジャンボプチ1000万の期待値は『150円』
「年末ジャンボプチ1000万」の賞金総額は30億円なので、1枚あたりの期待値は150.0円。
お金だけの損得勘定とすれば、1枚300円を買って戻ってくる還元率は、50%となります。
還元率を見ていくと、3つの宝くじの中で「一番お得」と言えますね。
一等の当選確率も10万本分の1となっていますから、手戻りを考えるなら狙い目です。
スポンサーリンク年末ジャンボは他の宝くじよりお得なの?
年末ジャンボ宝くじは、他の宝くじと比較してもほとんどお得感は変わりません。
どんな買い方をしても確率は変わらない!
その理由は、どんな買い方をしても「当たりやすくなる」といった確率の変動が無いため。
詳しくは以下でも紹介していますが、バラでも連番でも、結局は一緒なんです。
最近はやっている「縦バラ」という購入方法も同じ。
誰かが生み出した”幻想”であることに注意しておきましょう。
宝くじの期待値が低い理由
宝くじの当選金の期待値がこんなにも低いのには、全国47都道府県の市町村の「公共設備整備事業」を行うための資金に使われるため。
何を当たり前のことを……となりそうですが、利益と損失をトントンで行っていたら、やっている意味がありませんよね(´・ω・`)
資金をできるだけ多く確保するために、宝くじの当選金を大きく見せることで、マイナス部分を”夢”としてカモフラージュさせているんです。
まとめ
年末ジャンボ宝くじの期待値から出した還元率について、もう一度おさらい。
年末ジャンボミニ:一枚あたり約49.67%の還元率
年末ジャンボプチ1000万:一枚あたり50%の還元率
⇒「年末ジャンボプチ1000万」が一番オトク
ドカンと一発当てたいなら年末ジャンボ。
10万円ほどの金額を狙っていきたいならミニ。
一番オトクに買いたいならプチ。
このように分けていくのがいいと思いますね。