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2019年の読書感想文・課題図書に選ばれている、「星の旅人〜伊能忠敬と伝説の怪魚〜」。

どんな文章を書いて良いのかわからない、という方に向けて、例文を紹介していきました。

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「星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚」の読書感想文の例

タイトル:「星の旅人~伊能忠敬と伝説の怪魚~」を読んで

地図がない道を歩いたことがありますか?

今日、地図というのは当たり前にあり、知らない所に行くときは、行き方を調べてから行くのが普通かと思います。しかし、地図というのは元からあったものではなく、はじめは一歩一歩歩いて測りながら作られていったのです。

本書の主人公、伊能忠敬は、日本地図を最初に完成させた人です。

彼は、五十歳までを領主として過ごし、隠居後、本格的に測量の勉強を始め、五十六歳の時、蝦夷地の測量に出ます。スタートが五十歳です。しかも彼の師匠である高橋至時は十九歳も年下だったのです。自分の息子程歳の離れた人を師匠と仰ぎ、教えを乞うのは、この時代珍しいことであり、難しいことであったと思います。

しかし、忠敬は地道に、真面目に、着実に、学問を修めていくのです。

そうやって、地道に学問の道を進み続けることが学問の一番大切なことであり、同時に難しいところでもあります。どんなに些細な疑問も見落とさず、一つ一つ丁寧に解決していくことがどれだけの時間と労力を使うのか、正直見当もつきませんが、その結果世界に誇る日本地図を作ることができたのです。この本の中にこんな言葉があります。

「いくら手を伸ばしても、天の星にはとどかぬ。だが、頭で道理を考え、手足を動かして測量すれば、地を歩いていても星に届くかもしれぬ。それが学問だ。」

忠敬は天文学にも長けていました。昼間は歩いて、夜は星の観測をすることで、より正確なデータを集めていたのです。そんなある夜に、弟子のひとりに行った言葉です。

とても、かっこいい言葉だと思います。どんなに手を伸ばしても、星には手が届かない。だけど、一歩一歩確実に進んでいくことで、はるかな高みへ手が届く、見えないものが見える、知らないことが知れる。そういう言葉だと思います。彼にしっくりくる言葉です。

そして、この本のもう一人の主人公、平次についてです。彼は蝦夷地に測量に行って帰ってこなかった父の消息を知るため、忠敬の測量隊に同行します。元々、父から教わった算術などの知識があったこともあり、測量を手伝いながらの旅になります。そこで、忠敬やその息子の秀蔵と関ることで、学問や測量への熱意が大きくなっていくのですが、足を引っ張らないようにと意識すればするほど空回ってしまいます。しかし、忠敬や秀蔵は見捨てたり、呆れたりすることなく叱咤激励をしてくれます。そんな風に自分を支えてくれる人がいることはとても心強く、温かいものだと思います。

そして、平次は新たな目標を見つけるのですが、これも忠敬と秀蔵の優しさや学問への揺るがない探求心に触発され、憧れたのだと思います。私も、初めてのことで焦って失敗してしまったりすることはよくありますが、こんな風に支えてくれる誰かがいてくれるともっと頑張ってみようと思うと思います。

自分への限界を決めることなく、学問への強い思いを持ち続けた伊能忠敬は、私たちに努力の素晴らしさを教えてくれます。

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