6月9日の夜に東海道新幹線で起きた、4人が刃物で切られる事件。
 
ニュースを読んでいて気になったんですけど、なんで飛行機には手荷物検査があるのに、もっと多い人が乗り込んでくる新幹線には無いんでしょう?
 
今回はその理由について、迫っていきました。

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新幹線で手荷物検査がない理由

結論だけ書いてしまうと、新幹線で手荷物検査がない理由は

一人ひとりを調べるコストが尋常じゃない

から。
 
飛行機よりもはるかに利用客が膨大ですし、いちいち改札口で検査をしていたら、列車に間に合わなく”大混乱”になる可能性があるためなんです。
 
ちょっと考えればそうだよなぁ……ってなりますけど、たしかに危ないですよね。
 
不特定多数が乗り込んでいるわけですし、なんなら個人情報も登録することなく切符は買えてしまいますから。
 
飛行機のように

・出発時刻の20分前には荷物を預けておく

・手荷物として機内に持込が可能なサイズや重さ

が厳格に決められているわけでもありません。

飛行機に乗る人間に対する「手荷物検査のコスト」はどのくらい?

手荷物検査をするにあたってかかる費用は一概には言えませんが、ゲートを一台設置して、専門の検査員が1年ほど付くだけでも800万円ほどはかかってしまいます。
 
これにランニングコスト(運用のための維持費)や修理費なども加えると、

1000万円

は軽く超えてくるのかもしれません。
 
空港では、勤め先が警備会社である警備スタッフが航空会社から委託され、”専門的に”手荷物の検査を行っているところが多いのが実情です。
 
そのような業務を専門的に行っている大手企業に「株式会社JSS」が挙げられますが、ここの平均年収は20代後半で約300万円。
 
月給17万~18万円+住宅手当等で保安検査スタッフを募集していることから、駅員とはべつに人件費が莫大にかかってしまうんですよ。
 
これが数少ない空港だからいいんでしょうけど、全国各地に張り巡らされている線路でやっていたとしたら……
 
赤字になってしまう地域もでてくると思います。
 
ちなみに、空港でよく見かけるゲート型の金属探知機って、じつは楽天で販売されているんですよね……
 
200~400万円くらいで買えちゃうの、初めて知りました(´・ω・`)

2015年にも似たような事件があった

今回話題となっている東海道新幹線ですが、実は2015年にも似たような事件があったんですよね。
 
のぞみ号の中でガソリンをかぶり、焼身して自らの命を絶った林崎春生容疑者の「放火」です。
 
なぜかテレビなどでは、あまり報道されていません。

神奈川県小田原市内を走行中の東海道新幹線で6月30日、ガソリンをかぶった男が焼身自殺し、乗客1人が巻き添え死した放火事件。男は前日にガソリンを購入するなど、「覚悟の行動」だったとみられている。

当時も事件が起きた際に「新幹線での手荷物検査が必須になる?」といった論争が繰り広げられていましたが、結局フェードアウトしてしまいました。
 
導入をためらったのには、やはりコストが高すぎる面があったからなのかもしれませんね。

新幹線に手荷物検査はムリなのかもしれない

新幹線で手荷物検査がない理由などについて、迫っていきました。
 
ざっくりとしたものではありますが、空港のゲートを一台設置するだけでも数百万~数千万円もかかってしまうことから、いくつもの乗り場や乗車人数であふれる新幹線では不可能なんじゃないかな?と思いますね……
 
これから新幹線に乗る時には、ちょっと注意したいな~と思ったニュースでした。

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