「息子・娘に初節句のお祝いをいただいたけど、お礼の手紙にはどんな文章を書けばいいんだろう……」
子どもが初節句を迎えたとき、親戚のお祝いの品に対する「お礼状」に困ること、増えると思います。
今回は、初節句のお礼状を親戚に送りたいときに使えるメッセージの例文を、書くときの注意点とともにご紹介していきました!
初節句のお礼状メッセージの例文
娘に「花」をもらった場合
このたびは○○の初節句にあたり、見事なお花をお送りくださいまして、まことにありがとうございました。雛人形のそばに飾り、ひと足早い春を感じながら、家族でお祝いをいたしました。
結婚以来から、なにかとお世話になっている上に、あたたかいご配慮をいただきましたことを心より感謝申し上げます。
まだ肌寒い日が続いておりますが、どうかくれぐれもご自愛ください。まずは御礼まで。
娘に対し、初節句の祝いにお花をいただいたときの例文。
上記のメッセージでも書かれていますが、節句祝いのお返しは、一般的には不要です。親戚を呼んで祝いの席を設けるなら違ってきますが、「家族でお祝いしました」という報告だけで十分だと思います。
息子に「お祝い金」をいただいた場合
拝啓 緑も深まってまいりましたが、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
本日は○○の初節句のお祝いをお送りいただきまして、誠にありがとうございました。いつもお心にかけていただき、本当に嬉しく存じております。
○○がここまで元気に成長しましたのも、皆様のご支援のおかげと改めて感謝しております。お盆には帰省いたしますので、これからもいろいろとご教示いただければ幸いです。
まだ冷える日もありますので、お身体には十分お気をつけお過ごしください。
かしこ
息子に対し、お祝い金をいただいたときに使える例文。
「お金をもらった」ことをストレートに表すのではなく、お祝いをお送りいただいたと表現したほうが、柔らかいニュアンスとなります。
初節句のお礼状を送るときの注意点
お世話になっていることを伝える
ふだんはお互いに顔見知りだったり、逆に会うことが少なかったりするときのどちらでも、お世話になっていることは伝えましょう。プレゼントのお礼だけではなく、気にかけていただいた気持ちもありがたく頂戴するイメージですね。
この手紙をきっかけに、家を訪ねることもあるかもしれません。どこで縁がつながるか分かりませんから、いろんな方面に感謝を投げかけても損はないと思います。
「ほめ言葉」だけで終わらせない!
お礼状を送るとき「感謝の言葉」を書くのは必須ですが、相手をうやまう文面だけにならないよう注意しましょう。あまり抽象的な内容にしてしまうと、印象に残りにくい手紙となるためです。
初節句は子供の健やかな成長を祝う行事なので、喜びを分かち合うつもりで書くのが理想的ですね。
お礼は、なるべく簡潔に
祝い状は、書いているうちに長い文章となりがちなジャンルの手紙です。お礼の気持ちが強すぎるあまり、感謝の言葉で回りくどくなってしまうことも多々あります。
文章を組み立てている最中でも、適度にチェックすることをオススメします。
感謝の気持ちを伝えよう!
初節句のお礼状を親戚に送るときに使える例文をご紹介しました。
今回は「お花」と「祝い金」の2種類でメッセージ例を書きましたが、他のプレゼントでも差し替えて使うことが可能です。
ぜひご自身のオリジナルな手紙を書いてみましょう!