「大学に進学することになった甥に、入学祝いのメッセージを送りたいけど、どんな内容にするか迷う……」
あまり手紙を書いたことがない方だと、とくに身内に送るメッセージの”距離感”がよくわからないこともあるかと思います。
今回は、大学の入学祝いメッセージを甥に送りたいときに使える例文を、注意点とともにご紹介しました!
甥の大学入学祝いメッセージの例文
気軽な表現にしたい場合
合格、本当におめでとう。自分を信じて努力してきた甲斐がありましたね。
合格発表の日、家内から「○○くんから電話があった」と連絡がありました。○○くんの実力があれば、かなりの難関でもきっと大丈夫と思っていましたが、心配がなかったといえば嘘になります。だから「合格した」という言葉が出てきたときには、私も一緒になって飛び跳ね、喜んでいました。
私も大学受験で合格したときの気持ちは忘れません。たとえ自信があっても、試験は水ものですから、合格通知をみるまでは安心できないものですよね。とにかくおめでとう。
まずはお祝いまで。
普段から親しくすることが多く、気軽なメッセージにしたいときの例文です。親しい相手には、冒頭からお祝いの言葉を書くといいでしょう。
祝う気持ちをストレートに行い、相手の喜びに共感できる理由を添えると、さらに丁寧になります。
改まった表現にしたい場合
○○くん、大学入学おめでとう。吉報を受けて、ご両親もお喜びのことと思います。
希望していた△△大学の進学に向けて、受験勉強に励んできた努力が報われて、本当に良かったです。この数カ月間、寝る間も惜しんで机に向かっていたそうですね。
どちらかといえば遊び好きに見える○○くんですが、それほど集中力があることにびっくりしました。自分の力をフルに出し切って合格を成し遂げた熱意には、私も見習うべきところがあると感じたくらいです。
今度の経験が、○○くんの将来にとっても大きなプラスになったことと思います。ひとつの試練を乗り越えたことで自信を持ち、さらに前進していくよう期待しています。
ついては、合格祝いのしるしに図書カードを送りました。今後の大学生活に役立ててください。
これからの大学の勉強に向けて、頑張ってください。応援しています。
あまり甥との接点はないけれど、メッセージを送りたいときに使える例文です。
「自分にも見習うべきところを再確認できた」という内容にすると、ひがみっぽい文章とならずに書くことができます。
大学の入学祝いメッセージを送るときの注意点
書き手が誰でも「甥が主役」
手紙は、送り手をメインにして言葉を述べるのが一般的です。特に「入学祝い」は、書き手が誰であっても、率直に愛情を込めたメッセージにするといいですね。
あなたが祖父の立場なら、素直に愛情を込めて。あなたが叔父(伯父)であるなら、親しみを込めてざっくばらんに。書き方はたくさんあると思いますが、あくまでも主役は「甥」であることを忘れないでください。
ただ、あまり美辞麗句で飾り立てると、どことなくわざとらしい文面になりがちです。相手と喜びをともにする気持ちで、心のこもった素直な文章にすることを心がけましょう。
相手方の両親も気遣う
また、甥の両親に向けたメッセージを加えておくと、祝福する気持ちが倍増します。子どもの成長を喜ぶ両親・家族の心情を察してあげる内容にすれば、より印象に残る手紙にすることが可能です。
甥を主役にしながら、ご両親も喜んでいることを伝えるメッセージにしていきましょう。
自分のことを語りすぎない
手紙を書いていると、自分の境遇に比べてひがみっぽい書き方になってしまう方がいますが、これは禁物。
甥からすれば、書き手となるあなたは一回りや二回りも違う年配者です。年に一度くらいしか会わないような関係なら、年上からあーだこーだ言われると、ムッとしちゃいます。
自分のことを書くのであれば、「自分も合格をもらえたときは嬉しかった」といった共感していることを示していきましょう。
祝福の気持ちを出していこう!
甥の大学入学祝いに使えるメッセージをご紹介しました。
入学祝いをする上で大切なのは、これからの未来を楽しむステップを進むことができた「祝福する気持ち」です。相手の喜ばしい気持ちに共感しつつ、素直な気持ちで手紙を書いていきましょう!