「親戚の子が小学校に入学することになって、メッセージを書きたいんだけど……書き方が分からない」
おめでとうの気持ちを伝えたいけれど、いざ文章を書こうとすると、ペンが止まってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、小学校の入学祝いメッセージを親あてに送るときに使える例文をご紹介しました。
親宛の「小学校の入学祝いメッセージ」例文
甥っ子に送る場合
〇〇さん
△△くんの小学校ご入学、おめでとうございます。△△くんが生まれてもうすぐ7年になりますね。本当に月日が経つのがあっという間です。
生まれたばかりの△△くんが小さくて、ただ元気に大きくなるように遠くから願っていましたが、みんなの心配をよそに、すくすく大きくなって、もう小学生だなんて、びっくりしています。△△くんがこんなに元気に大きくなれたのも、〇〇さんとご主人の育児の賜物です。
二人が立派に子育てをがんばってきたからです。
もちろん、小学校に入ってからも、心配なこともたくさんあると思いますが、〇〇さんのお子さんなら大丈夫だと、私は確信しています。やさしい〇〇さんとご主人に見守られて、△△くんは、きっとますます成長していくでしょう。
だんだん親子の時間も減ってくるかもしれないけれど、それも成長だと思って、△△くんを温かく見守ってあげてくださいね。
お祝いの品としてクッキーをお送りしたので、よろしければ召し上がってください。みなさん、体調に気を付けてお過ごしください。
いとこの一人息子が小学校に入学したときの例文。
これからも育児をがんばってほしいこと、「これまでの育児、お疲れ様」の気持ちをこめました。
姪っ子に送る場合
○○ちゃんの小学校入学、本当におめでとう。鞄を背負っている姿に、成長の速さを感じます。ついこの間産まれたように思ってましたが、もう小学生なんですね。
保育園の時とは違い、これからは”勉強”がスタートします。新しい生活で不安なこともあるかもしれませんが、たくさん遊んで、たくさんの思い出を作ってくれることを願っております。
どうか、○○ちゃんの純粋な疑問にフタをせず、変化に気づいたときには「成長しているんだ!」という温かい気持ちで見守ってあげてください。
○○ちゃんの将来がとても楽しみです。学校であったことや思ったこと、たくさん私に話して聞かせてくださいね。
自分にはすでに娘がいて、姪っ子ちゃんが入学することになったときに使える例文です。
同じ境遇に立ったことがある者同士、当時の苦労を思いかえしながら書いてみるといいですね。
入学メッセージを親に送るときの注意点
相手と同じ気持ちになって喜ぶ
入学メッセージでは、相手の喜びを真剣に想像することが大切。本人はもちろんのこと、相手の親も想像以上に喜んでいるものです。
ぶっちゃけ、言葉にすると気恥ずかしさを感じるくらい、文章ではオーバーに喜んでも大丈夫です。相手の身になり、本人の心の経過をたどることも効果的です。とにかく「喜んでいる」ことを表現していくようにしましょう。
親しいならアドバイスしてもいい
もし普段から、入学する子ども・その両親との付き合いがあるのであれば、アドバイスを文面に盛り込んでみましょう。自分の経験から「こんな変化があったら、成長している証ですよ!」といった文面にできればカンペキです。
ただ、自分語りが過ぎた”上から目線”のアドバイスにならないようにしましょう。
知らせを聞いたらその日に書く
文章そのものの助言ではありませんが、とくに合格・入学のお祝いメッセージは素早く出すことがポイントです。入学祝いは3月中に書いて提出するようにしましょう。
入学後にはどうなってほしいのか、自分の中にある期待の言葉も入れると丁寧なメッセージになります。
まとめ
小学校の入学祝いを、親に送りたいときに使えるメッセージをご紹介しました。
たとえ親におめでとうの気持ちを伝える手紙でも、「本人の成長と努力」を認められる内容にするとベストです。相手の立場を頭に思い浮かべながら、共感できるメッセージにしていきましょう!