
アイドル業の傍ら、俳優としても各方面に引っ張りだこのKis-My-Ft2玉森裕太さん。ドラマや映画では、クールで知的な役どころが多い印象ですが、実際の玉森さんはどんな性格をしているのでしょう。
世間の持つ玉森さんのイメージは、これまでの役柄や見た目の雰囲気から「かっこいい」「優しそう」と理想のアイドル像そのもの。しかしご本人は自分の性格を「人前に出るのが苦手」と語っています。アイドルなのに、意外ですね。
性格が変わったと言わているけど、きっかけは何?
そんな玉森さんですが、最近「性格が変わった」と世間をざわつかせています。
なぜそう言われるようになったのか?もし事実であればきっかけは何だったのでしょう?真相に迫っていきたいと思います。
きっかけその1 過去に類を見ないトンデモ俳句
2019年5月、芸能人の様々な才能をランキング形式で査定する人気番組『プレバト!!』に出演された玉森さん。この日課せられたお題は「5月の昼休み」をテーマに一句。初夏の暑い日差しの中キッチンカーに並ぶ人々の写真をもとに玉森さんの詠んだ、衝撃の作品がこちら。

『炎天下 待ち行列に 草生える』
ちょっと何言ってるか分からないですね…
まず、草生える、とはネットスラングで笑っている様子を表す「www」を草が生えている様子に見立てた表現です。どちらかというと馬鹿にした笑いに使われることが多いですね。
玉森さんいわくこの俳句は、「わざわざ炎天下の中行列に並ぶ人を、涼しい室内から見ておかしくて笑っている様子を詠んだ」とのこと。だいぶ尖った感性をお持ちのようです(笑)
添削をする俳人の夏井先生も思わず頭を抱え、「どうしたらいいか分かんない!」と叫び、スタジオは笑いに包まれましたが…
玉森の俳句に賛否両論
玉森さんの詠んだ俳句、視聴者の意見は真っ二つに割れました。
- 玉森の俳句に草生えるwww
- 俳句は20点だったけど残した爪痕は100点満点
- 新しすぎて笑い止まんなかった
等々、その斬新な発想に肯定的なものから…
- 並んでる人笑うとか、性格悪すぎる…
- あなたのファンはグッズを買うために並んでいるんですよ?
といった否定的な意見も。
きっかけその2 『キスマイBUSAIKU!?』での度重なる不振
人気番組『キスマイBUSAIKU!?』のメインコーナー、キスマイBUSAIKUランキング。テーマに沿ってメンバーがそれぞれ「かっこいい!」と思う振る舞いをミニドラマ形式で実演するこのコーナー。
放送開始当初、玉森さんはランキング上位常連で、安定したイケメンぶりを見せていました。
それが、ここ1年で下位になることが増え、100点満点中1点という衝撃の点数を取り最下位に沈むことも。玉森さんに一体何があったのでしょうか?
テーマに無理がある?
そもそもこのコーナー、テーマを自分で決められないだけに、各々の得意不得意や相性が勝敗を大きく左右するんですね。(全てを器用にこなし、"キング"の異名を取る藤ヶ谷太輔さんのようなメンバーもいますが笑)
そのテーマの"癖"が、初期と今とでだいぶ変わったような気がします。以下に一部を抜粋します。
初期
- 夏休み、誰もいない学校のプールでキス
- かっこいい壁ドンキス
- 年上の彼女がキュンとする肩ズン
- 徹夜仕事から帰宅した彼女の癒し方
- 彼女と二人だけの花火大会
最近
- 浮気してもいいよ、と言われた時の対応
- 私のことどれくらい好き?と言われた時の対応
- こんな私でごめんね、と突然泣き出した彼女への対応
- 彼女から、「なんで私の事好きなの?」と聞かれたら?
- デート中スマホばかり見てる彼女にどう対応?
これは、一目瞭然ですね。
初期はドラマチックな少女漫画のようなシチュエーションが並びますが、ここ1年は、言うなれば倦怠期真っ只中のカップル。
実際に玉森さんもとあるインタビューで「最近のマイコ(相手の女性の役名)はメンタル面に問題を抱えてることが多くて…」とお困りの様子でした。
わざと最下位を狙っている疑惑も
このコーナー、アイドルならば1位を取って「かっこいい!」と称賛されたいところですが、バラエティ的には最下位の方がオイシイのも事実です。
最近では、デート中スマホばかり見ている彼女にどう対応?のテーマで視聴者をざわつかせました。
玉森さんが演じた内容は、カフェでスマホに夢中の彼女を見捨て、隣に座っていた見ず知らずの女性に声をかけると、そのままその女性を無理やり連れ出す、という怒りを通り越して恐怖を感じるもの。100点満点中2点というぶっちぎりの最下位で、スタジオは爆笑と悲鳴の嵐。

この時、玉森さんは悔しがる様子もなくゲストやメンバーからの罵詈雑言に、むしろ「してやったり」という表情をされていたので、「話題になりたくてわざとやっているのでは?」という疑惑が浮上しました。
そもそものイメージの問題?
さて、バラエティ番組への出演で少々悪い印象を持たれてしまった玉森さんですが、これだけで「性格が変わった」と言われるのはどういった背景があるのでしょう?
そこには、世間が玉森さんに持つそもそものイメージが関係していると思います。
冒頭お伝えした通り、玉森さんは俳優業を多くこなし、その役柄からはとても「草生える」なんて言葉が出たり、女性をぞんざいに扱う様な感じがしませんでした。
あるCMでは、電話越しにちょっとわがままな恋人を優しくなだめ、その演技があまりに自然だったので、それがそのまま玉森さんの性格というイメージが定着してしまったのではないでしょうか?
そこへきて度重なるバラエティでの自由な振る舞いに視聴者が違和感を覚え、「性格が変わった」と言われてしまったのかもしれません。
もともとそういう性格、という意見も
性格が変わったと感じているのは、ドラマやCMでの玉森さんしか知らない比較的ライト層の方々が多いようです。
事実、昔から玉森さんを知っていてライブに足を運ぶような熱心なファンからは、「もともとそういう性格」「なにものにも縛られず、自由なのが玉森君のいいところ」という声が聞かれました。
実際に、DVDの特典映像やファンクラブ会員向けの限定配信動画などを見ましたが、熱々のたこ焼きを口に入れて吐き出したり、発言が度々「ピー」音で消されたりと、文字通り「自由」な印象でした。
ネット配信番組『キスマイどきどきーん』の企画でメンバーと旅行に出かけた際は、移動中のキャンピングカーの中で突然歯磨きを始め、これにはファンも驚くかと思いきや「さすが玉森くん!」という声がほとんど。
昔から玉森さんをよく知るファンにとって、玉森さんの自由奔放な振る舞いは日常茶飯事なのかもしれません。
まとめ
玉森さんの性格が変わった、と言われる理由についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
ここまでをまとめると、性格が変わったというより、バラエティ慣れしてきたことで肩の力が抜け、本来の姿を見せるようになった、という感じがします。キスマイのフロントメンバーとして、かっこいいアイドル像を無理して演じていた部分があったのかもしれませんね。
何にせよ、アイドル、俳優、バラエティと日々忙しい人気者の玉森さん。世間の持つイメージとのギャップに悩むこともあると思いますが、適度に力を抜いてこれからも私たちに夢を見せてください!