「新入社員として自分の持ち場はできたものの、肝心の仕事がなくて困っている……」
そのような経験から暇な時間ができてしまった人、けっこういるんじゃないでしょうか?
新人だからと言って、黙々と仕事をしているような上司や、忙しそうに業務を行っているリーダーに聞くのも、なんか失礼?って考えてしまうかもしれません(´・ω・`)
いったいどうしたら新卒である自分に業務をもらえるのか、今回は仕事のもらい方や見つけ方に迫っていきました!
「仕事がもらえない」ことは、新入社員の大きな悩み!
「新卒で入ったのはいいけど、なかなか仕事をもらえない……」というのは、実は多くの新入社員が抱えている悩み。
あまりのヒマさ加減に時間を持て余している人、けっこういるんです。
【悲報】
新入社員なのに仕事なすぎて暇すぎ。
やめたい。
— ふぉん (@reonana127) 2018年4月16日
新人研修などがあるならまだマシですが、そのような職場ばかりではありません。
とりあえず「そこに座っててね!」と言われただけで2週間過ぎてしまった人も、いるんじゃないでしょうか?
ぼくがそうだったんですけど(´・ω・`)
なにもやることがないと、時間がメチャクチャ遅く感じますから、なかなかキツイもんです。
先輩たちが、どう割り振っていいか分からないところもある
仕事がない!というのは、新入社員だけの問題ではありません。どう業務を割り振っていいのか分からない!っていう先輩も、それなりに存在しています。
新入社員に仕事取られるしやる事ないし暇やったけど、シフトかぶってよかった😊
もっと話せたらいいのにな💭— HARUKA (@harukaaa12) 2018年4月16日
新入社員に仕事を取られ彼の仕事を手伝うと彼の仕事が無くなってしまうのでしてやりたい気持ちをぐっとこらえている今は超絶暇をもて余している
— 鳥ハムちゃん🐖 (@DJosenbei46) 2018年4月17日
Twitterを見ていく感じだと、こっちの「割り振り方が分からない」と思っている人のほうが多いみたい。
新人用のマニュアルを用意してなかったり、そもそも新入社員を受け入れて研修する「OJT」制度を採用したのが初めて!という職場もあります。自分の例となってしまうんですけど、新人で配属された先のリーダー、じつは初めてその年に昇格したような人物だったんです。ただでさえ責任を伴う新たな業務が増えてしまうのに、なにも分からないぼくを受け入れて、初めてOJTをすることになっていました。
「おれ最初のころ、なにやっていたっけ……?」とつぶやきながらアドバイスを貰っていたので、今にして思えば、かなりしんどかったんじゃないかなぁ……と思いますね。
(かなり要領のいい上司だったのでちゃんと面倒を見てもらえていましたが、当時はそのことを知らずに引っ付いていました)
これまで人数的にも足りていたような部署に預けられたり、ガラッと編成が変わったりすると、最初はどうすればいいんだろう?となるのかもしれません。
スポンサーリンク新卒でもスムーズに仕事をもらうコツ
まわりが忙しそうにしているのに自分だけヒマを持て余して、ただ時間が過ぎていくのも、なんか居心地が悪いもの。どうせなら手を動かしていたほうが、場に慣れない緊張も薄まると思いますし。
どうにかして「それとなく」業務をもらうことはできないのか……という人のために、新入社員でもスムーズに仕事をもらうコツを書いていきました。
忙しそうでも、周りの人に聞いてみる
一番有効なのは、たとえ周囲の上司や先輩たちが忙しそうに仕事をしていても、思い切って「仕事はないか」と聞いてみることです。
「何かできることはありますか?」
「お手伝いしたいです!」
と尋ねれば、よっぽどなことがない限り、何かしら簡単な業務でも任せてくれるもの。
適当な資料を読んでいてねと言われれば、それを読み通して時間を潰したり。
PCの専用ソフトでもイジっていてと言われれば、ヘルプを参照して「遊び心」で使ってみるのもいいです。
ぼくの場合はCADソフトを使うような職場だったため、それに付属しているようなマニュアルを見ながら、絶対に業務で使わないであろう図面という名の"家紋"を書いていました(´・ω・`)
それでもヒマだったので相談すると、その後は電話応対にチャレンジしてみたり、営業車でリーダーに引っ付いてお客さんに会いに行く(だけ)などの経験もさせてもらえるように。
業務がなくて暇だと感じるのであれば、やはり自発的に動くことはかなり重要なことです。
なんか昭和くせー……と思う人もいるかもしれませんが、お金を払って教わりながら学んできた「学生」と、お金を稼ぎに行くのに教えてもらう「社会人」とでは、ワケが違いますから。
全く知らない状態からはじめるよりはマシ程度だと思って、質問を投げかけてみましょう。
周囲の業務を観察する
自分のシマで行われているような電話業務や、営業で上司とともに行動する人など"実際に行なっている様子"を見て学ぶことも、仕事を知る上で有効です。
いざ自分の番になった時、ある程度でも仕事の流れを把握できているのとそうでないのとでは、かなりのアドバンテージとなります。
例えば、公務員などに多い、班ごとに行われる「業務会議」に出席するだけでもいいです。
全く内容が分からなくても、徐々に覚えていけばいいだけなので心配する必要はありません。雰囲気だけでも、ってやつです。
言い方アレですけど、先輩たちも最初のうちから仕事面での期待はしていませんから(´・ω・`)
営業であれば、客先でなければ上司の前でそれとなくメモを取っても、怒られはしません。覚えるために行っていることなら、むしろ「こういったことを記録しておいたほうがいいかも」とアドバイスをもらうことだってあります。
手順が多くて情報が整理できないって時にこそ、全体を見渡していくクセをつけてみましょう。
新人の最初の業務は、「職場環境や人間関係に慣れること」
これは、ぼくの上司が残していった言葉。
なにも分からず3日ほどキョドっていた自分に向けて、「仕事の内容なんて二の次でいいから、まずは職場の雰囲気とか顔と名前とかを一致させるところから始めてみっか!」と投げかけてくれたんです。
無意識に精神的な疲れを溜め込んでいたぼくにとって、かなり心の荷が降りた感じがしました(´・ω・`)
周りと比べてしまうと、仕事量が少ないのは"経験"がないので仕方ありません。これから覚えていくためにも、まずはその場の雰囲気や「この人はこういう人!」という感覚を身につけるような体験を積み重ねていくようにしましょう。
あまり焦る必要はない!
新人ですから、仕事ができないのは当たり前。なにも分からないからと言って、焦る必要はありません。
ただ、とにかくやってみよう!とする姿勢は大事です。迷惑なんじゃないかと自分の殻に閉じこもって、ずっと黙っている……となってしまうと、新しい人間に慣れていない上司や研修担当者も困ってしまいます。
やったことないことやってみようって、少し前に放送された某携帯CMでも言ってましたから、前向きに手伝えることがないか聞いてみましょう!