小池都知事が「希望の党」設立における記者会見で、リベラル派を排除すると明言したことで話題となっています。あまり聞かない名称の派閥ですけど、これってどんな意味なんだろう?と疑問に思う人もいるかもしれません。

個人的にも気になったニュースだったので、今回はリベラル派とは何を指す言葉なのか、分かりやすく紹介していこうと思います。

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リベラル派とは?

リベラル派とは、簡単に言ってしまえば

仕組みを新しくしよう

とする集団のこと。

「古い考えは捨てて、新しいことをどんどんやっていこう!」とする「革新派」の考えを、まとめてこのように表します。

政治や宗教などの分野で取り上げられ、国家などが行う『長年の風習』から解放されるために行う”動き”を指すことが多いですね。
 
「リベラル」の由来は、もともとラテン語の『liber』からもじったもので、英語のliberal(自由な)やliberty(自由)などの語源となった単語からできあがりました。

時代が進むにつれて”個人が自由に意思を決定するべき”といった考えが浸透し、政府の体制を中心に「個人の考えを大切にしなきゃ」とさせる雰囲気を作ろうとしたことが加わって、”現代言葉”として生まれたんです。

アメリカや日本の政治では「国の伝統や文化は守るけれども、新しいことを取り入れるなら『本当に』必要かどうか、じっくり考えてから変えていこう」とする保守派が仕切っている傾向にあります。

これにはもちろん良い側面もあるのですが、世界の情勢が変わっている現代においては、新しいことを始めにくいというデメリットが現れているんですよね。

北朝鮮のミサイルなんかいい例です。現状、憲法的に「Jアラート」を放送するくらいしか対抗策が打てない感じですから。

ちなみに、リベラル派の反対はコンサバ派、もしくは現実主義者の意味からリアリズムです。

「コンサバ派」と呼ぶことは少ないですが、まれに英語のconservative(保守的な)から来ている単語として使われることがあります。

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リベラル派≒左翼なのか?

革新する人たちが集まっていることで「リベラル派=左翼」と考える人がいるようですが、

“実質”その通り

となります。

国によってちょっと話がややこしくなっているため、ここでは「日本の場合」だけを取り上げて、ザックリとした違いを見ていきましょう。

「リベラル」は「左翼」の一種!

共産主義(個人や国の財産を全部ひとまとめにする)や全体主義(個人は国に支配されるべき)が当然のように敷かれていた時代は、それらに対抗する存在として「リベラル=自由主義」が掲げられていました。

ただ、最近ではそれらの思想は衰退しています。

多くの国で自由主義が用いられていく中で、それぞれの事情に合ったいくつかの考え方に分かれてしまっているんです。

日本の政治だけをみると「左よりの考えを持っている」と捉えられていますが、そもそも「右翼と左翼」「保守派とリベラル派」を同列に扱うことは難しいとされています。

リベラルは”左翼”という大きなカテゴリーに含まれる、意見や思想の一つとして考えられているのです。

各メディアやテレビなどでは分かりやすく紹介するために、あえてリベラル派≒左翼としているところもある、というのが現状のようです。

「リベラル派」と言っても、みんなが同じ考えを持っているわけではない

ただ、一口に「リベラル派」と言っても、様々な考えを持った人がいます。

色で例えるなら、”グラデーション”を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。

同じリベラル派の中でも、

わたし100%リベラル派の思想です!

って人もいれば、

70%くらいはリベラル派だけど、30%くらいは右翼(守るべき制度は、変えずに考え直すべき)の思想かなぁ……

という人もいます。
 
そのため、今の日本では「この人がリベラル派!」とハッキリ分別するのが難しいんです。

だから、そもそもリベラル派って何?という疑問に対して、具体的なことを紹介しているところが少ないんじゃないかなぁ……って思います。

じゃあ、具体的に”誰が”リベラル派なのか?ということについては別記事で紹介していますので、気になった方はチェックしてみてください。

民進党に所属する8割の議員は「リベラル派」と言われています。

リベラル派と保守派の違いは?

リベラル派と保守派の違いについて「感覚的に」まとめると、こんな感じ。

リベラル派:労働者のためなら、国(行政)を解体することも考えてます!
保守派:国がなきゃ政治はできないんだから、国(行政)を解体させるところまでは考えてません!

具体的な例を挙げるとするなら、天皇制度が分かりやすいかもしれません。

リベラル派は革新的な考えをもとに行動していますから、古くからの伝統である天皇の制度を無くしてもいいんじゃない?と考えているのに対し、
 
保守派は古き良き文化を大切にする考えを持っているため、続行させたほうが良いのでは?と思っています。

要は、

保守派は「お硬い」思想を持っている

と考えれば良いわけです。もともと政治はお硬いものですけどね(´・ω・`)

両者のメリットやデメリットに関しては、以下の記事で詳しく書いています。

ちなみに、もともと小池都知事は、いまの外交の安全保障や憲法改正の動きには賛成しています。

今後、それらに反対している人たちはジャマになってしまうので、今回「希望の党」を設立したとされているんです。

まとめ

小池都知事の「リベラル派排除」宣言が話題になっていたので、どんな考えをもった派閥なのか調査していきました。

長々となってしまいましたが、日本におけるリベラル派とは「革新派」と同じ意味と覚えておけばOKです。
 
個人的には、身内にいるリベラル派をあぶり出すための”注意喚起”として、記者会見でしゃべったんじゃないかなぁ……と思いますね。

衆議院選挙でもかなり話題になっていたので、今後どのような動きが見られるのか注目です。

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