
リベラル派の思想で政治を行うことによって、どのような"メリット"や"デメリット"を受け取ることができるのか。
今回は、保守派と比べながら分かりやすく紹介していきたいと思います。
リベラル派であるメリット
リベラル派を「革新派」として考えてみると、行政や伝統を次々と変えていくことによっていろいろな成果が期待できるところにあります。
つまり、より時代に合った制度や仕組みを作ることができる、ということです。
日本国内の問題だけでも、ニュースで「高齢化」や「未婚率の上昇」などが取り上げられることが多くなっていますよね?
個人的には緩やかに回復しているから良いんじゃないのかな……と思っているんですけど、世の中には「もっと治せるところはあるだろ!」とあまり気に食わない人がいるのも事実です。
今の政権でも、これらを解決しようと動いてはいますが、さすがに国外の事情となると追いつくことはできません。
「国の中だけの問題を解決するなら保守派でもいい。だけど、外は違うぞ」と思っている人の声が、増えてきているんですよね。
このような事態に即した仕組みをより簡単に作ることができるのが、リベラル派である最大のメリットといえます。
保守派のメリットは?
ちなみに、保守派が行政をすることのメリットとしては「日本の伝統を保つことができる」ということが挙げられます。
外国から流れてくる移民を受け付けないことで、純粋な文化が廃れてしまうのを防ぐ……ってイメージでしょうか。
経済的にも大きな国であれば、伝統を参考にして変えていくことで過去の間違いも犯すこともありませんし、より安全です。
リスクを負いたくない考えのもとで行動していこう!とするのが、保守派の考えなのです。
極論として「国家主義を貫き通すことで"国を愛する人"が増える」のが狙いだと言われていますが、そこまで考えて生活している人は……いるのかなぁ(´・ω・`)
僕は"当たり前"に感謝できる程度のありがたみしか持ってないので、よく分かりません。。。
スポンサーリンクリベラル派であるデメリット
リベラル派であるデメリットを挙げるなら、効率を重視しすぎて伝統を無視しまくり、風土に合った政策ができない可能性があるということが挙げられます。
鎖国を破ったペリーが日本にもたらした西洋文化によって、ごった返しになっちゃったって感じですね。
新しい仕組みを取り入れるんですから、外部からの力が必要になってくるのは当然のこと。
その中には、これまでどこでもやったことが無いような経験も含まれてくるかもしれません。
成功するか確実じゃないけど、とりあえずやってみよ!といった感じで次々と内容を変えていくため、失敗した時には取り返しのつかなくなる場合もあるんです。
最終的に「民族や国でのまとまりに欠けてしまう」おそれがあるため、考えを間違えないように運用していく必要があります。
保守派のデメリットは?
保守派のデメリットとしては、上記とは逆に人権思想など新しいことが入ってきにくい点が挙げられます。
文化を大切にするのが基本原則なので、できれば新しいことは取り入れたくないしやりたくない……っていうことですね。
これまでは「過去」の経験からうまく行ってたけれども、それに合わないような出来事が起きてしまったら、対処することができなくなってしまうかもしれません。
しかし、現状は「革新派のオイシイところは取り入れる」ような考えにシフトしているのだといいます。
保守派は多勢の利を用いて革新派を圧迫し、自分たちの立場は守りながらなにげに革新派の利点の中の自分たちにコントロールできる者に関しては吸収します。
ですから、過度なまでに保守的とはいえ、こういう手法によって革新的な事も行っているのです。
ですから、純粋に保守的なのよりも遥かに息は長く、自分たちの歪みを隠してそれをして真実で正当であると主張しても多くの人は気づきません。
より多いのも保守派なので、その人数が足を引っ張るってところもデメリットに入るのかもしれません。
まとめ
リベラル派が話題になっているので、メリットやデメリットについて見ていきました。最後に簡単にまとめてみると、以下のようになります。
デメリット:効率を重視しすぎて伝統を無視し、失敗してしまうかもしれない
デメリット:新しいことが入りにくいので、急激な変化に対応できないかもしれない
どちらも良い点・悪い点はあるので、ミックスして使うのが理想的なんでしょう。
なかなかそうも行きませんが……(´・ω・`)