新入社員として働きだす人も多い、4月。
この時期になってくると、ツイッターを中心に「会社辞めたい!」という意見が少なからず出てきます。
たしかに、新しい環境だと慣れないことも多いので、どうして良いか分からなくなっちゃう……ってことはありますよね。
中には「1ヶ月も経ってないけど、退職したい」と考えている人もいるんです。
そこで今回は、「新入社員として入ったけど、1ヶ月で新卒を捨てて退職するのってアリなの?」ということについて、個人的な考えをまとめていきました。
完全なる「個人的主観」に基づいた内容ですので、肌に合わない場合は記憶から追いやってください。
結論:辞めたいなら「目的」を持って退職したらいい
長々となっちゃったので、先に結論だけ。
ただし、そうしたい「目的」をハッキリさせるべき。
その理由について、ズラズラ書いていきます。
新卒から1ヶ月で辞めたいと思う理由
まず、どうしてその仕事を辞めたいのかをハッキリさせないと、後の生活に支障が出てきます。
どうして退職したいと思うのか、少し考えてみてください。
3つほど、ぼくの考えを挙げてみます。
新しい環境に慣れ切ってない
高卒・大卒などに限らず、大半の理由として挙げられるのがコレ。
人間は、「慣れること」に関して動物界でも"ピカイチ"の特徴を持った生物です。
それだけだったらどうってことありませんが、これの怖いところは、プラスにもマイナスにもはたらいてしまうことなんですよね。
例えば、大学から新卒で入社した人。
それまでは自分の出席するコマさえ出てれば良い……という人や、卒業研究さえ進めていればいいから、起床時間が遅めになっていたとします。
自由な時間に起き続ける習慣が身に染みついたところで、いざ出勤。
毎日早起きしないといけない状況に追い込まれてしまいます。
最初こそ良いかもしれませんが、慣れないことでしんどく感じることがあるかもしれません。
順応しようとする人間の本能「慣れ」が裏目に出ると、精神的にキツくなるんです。
すでにソリが合わなそうな上司や同期がいる
1ヶ月くらい同じ職場に毎日通っていれば、それなりに「誰それがどういう人か」っていうことが分かってくる時期です。
その期間のうちに、特に上司や同期に対して「あ、こいつ自分にはムリなタイプの人間だ」と思ってしまうと、とたんに嫌気が差してきます。
最近では"風通しのいい職場"を謳っているところも多いですけど、それでも仕事として人と接する以上、避けられない人間だって出てくるのは残念ながら当たり前。
世渡り上手な人ばかりではありませんから、人間関係に困ってしまう人に多いのかもしれません。
時間を縛られるのが精神的にムリ
最近の調査でも目立つのが、こちらの理由。
とにかく「縛られずに自由でいたい!」と考える人が増えているんですね。
パーソナルスペースなんて概念は無い、満員電車。
昼ごはんは決まった時間に大勢が押し寄せるチェーン店。
新卒だから「定時に帰っていい」と言われてはいるものの、まわりの社員が帰ってないから気まずい。
家に帰っても、明日のために早寝しておきたい
仕事のために生きているんじゃ?と考えても、仕方のない1日サイクルです。
しかもこれが、あと40年近くも続くなんて……
絶望する人がTwitterに書きたくなる気持ちも、分かるような気がします(´・ω・`)
辞めるなら、最低限の「その後」は考えておくべき
「仕事を退職したい」という漠然とした考えだけで、新卒で入った会社を辞めていく。
なんで辞めたいのかというのは、ただ自由になりたいから。
そのような考えも動機としては十分だと思いますが、自由になるためには何が必要なのか、しっかり手段や段取りを考えてから行動に移したほうがいいです。
例えば、自分にとっての自由とは、いったいなんでしょう?
時間、気の合う人だけでの付き合い、とりあえずたくさんのお金、……
じゃあ、そのために必要なのは何ですか?
気の合う人:尊敬できる人を探して、人脈を作る⇒SNSでアプローチ
お金:とりあえずたくさんほしい⇒FXや仮想通貨でバクチしてみる
最後はアレですけど、順繰りに考えを巡らすと、本人にしか分からない理由が出てくるはずです。
逆によく分からないのであれば、「その後」について全く考えてないことになります。
病院で診断された"うつ"とかなら別ですけど、そうでないならひとまず考えてみてもいいんじゃないでしょうか?
辞めた後に困るのは「お金の問題」だけではない
仕事を辞めた後、よく目が向きがちなのが「生きていくためのお金が尽きること」。
もちろん金銭的な問題もありますけど、それ以上に危険なのは「時間がありすぎて何もやる気が起きなくなっちゃう」ことなんですよね。
不思議なもんで、人間って忙しい時ほど、時間を有効に活用しようとします。
別に難しいことでなくても構いません。
日中は家を空けているので、選択や掃除はまとめて休日に行う。
こんな些細なことでも、時間が無いなりに"無意識に"効率的な行動をしているんです。
それに対し、超絶ヒマな時には「後でやろう」という気持ちが先に立ち、結局ムダに時間を過ごしてしまった……となるのが、人間。
端的な例としては、規則正しい生活ができなくなってしまうこと。
自制を効かせる生活というのは、思っている以上に厳しいものです。
いくらメンタルを強く持とう!としても、何も目的がなければ心も燃料切れになります。
こう書いたらなんですけど、外部から強制的に生活が縛られることでメリハリがつくっていうのは、かなりデカイ。
自堕落な生活を送ることが、許されませんからね(´・ω・`)
どうせ辞めるなら、並行して「副業」でも始めてみたらいい
辞めていっても怠け癖が出てしまうかも……と思うのであれば。
そのような現状を打開したい!という気持ちを蓄える意味で会社に勤める"現状維持"をしつつ、並行して副業でもしてみるのが良いんじゃないかな?と思います。
先日Twitterで、副業に関する企業の取り組み方で話題になっていたことがありました。
ぼくがよく読んでいる有識者に多かったのが、「こんな制度を作っても、結局やらない人はやらない」というニュアンスの意見です。
副業推奨の流れだけど、そもそも本業が忙しすぎると、平日夜か土日しかなくて副業できるスキマがない。
👉本業が忙しくて副業やる暇がない
👉でも本業は年収低い
👉会社だと役割分担されてるのでゼロから自分で稼ぐ経験がない
👉年収低いままなので副業やりたいけど…
👉以下ループ— ポイン@仮想通貨ハイパーニート (@poipoikunpoi) 2018年4月1日
平日は寝ないで作業するくらいの気持ちでやらない副業なんか、後々本業にする事は絶対出来ないし、稼げるわけないじゃん。
何言ってんのって感じ。— seiya(仮想通貨ブログ) (@crypto_seiya) 2018年4月1日
まだ大半のサラリーマンは副業やってないんだろうねぇ。残業するのは暇人。生産的な人はさっさと帰って副業をする。時代は変わってますよ。
— ikehaya | Blockchain (@IHayato) 2018年3月10日
どんな副業をしてみたいかは、ご自身で検索してみることをオススメします。
ブログやクラウドソーシング、せどりや投機。他にもあるかも。。。
ぼくがやっているのはブログですけど、ネットを使った副業って今でも増えているんですよね。
1ヶ月で新卒を捨てて退職することは全然良いとは思いますけど、他に熱中できる職業とかを探し出すのが先決。
その意味でも、なにか片手間レベルで始められることからスタートしてみるのが良いのかな?と思いました。