【税の作文】テーマが全く決まらない人は、今年話題になったネタを題材にするといい

「税の作文を書きたいけど、テーマが全くわからない……」

消費税だけじゃなく、どんなことを書くべきなんだろう?と迷う人も多いと思います。

そのような人は、今年改正されたばかりの税金ネタを狙っていきましょう。

自身の添削経験上、「これ誰も書いていないネタだなぁ」と感じたものを紹介していきました。

全体のアドバイスはこちら

作文でオススメのネタは「改正された税金」

繰り返しになりますが、題材は「改正されたばかりの新しい税金」を中心に決めてみましょう。

今年に話題になったネタといっても、芸能や音楽のニュースはNG。

あくまでも国に提出する作文ですから、しっかり学んでいるアピールもできると最高です。

頭のお堅い"お偉いさん"からも、ウケいいはずです。

今年に限っては「消費税ネタ」もいいかもしれない

【税の作文】テーマが全く決まらない人は、今年話題になったネタを題材にするといい

提出される「税の作文」の8割を占めているといっても過言ではない、消費税ネタ。

これを題材にして書いてくる人、マジで圧倒的に多いです。

なので、普段だったら消費税ネタは書くべきではない!と過去の記事でも書いていますが……

今年に限っては、消費税率が10%に引き上がっちゃうので、書いてもOKな気がします(´・ω・`)

ただ、絶対に「消費税10%ネタ」として提出する人は増えますから、かなり差別化しないと入賞は厳しいでしょう。

人と被りにくく、税改正されたばかりのテーマの例

ということで、ここからは

  • 最近になって改正されたもの
  • 国の偉い人でも共感できそう
  • これまで5年くらい添削していて、1〜2回くらいしか見なかった

ネタを紹介していきます。

書き出しの例文や「何が改正されたのか」なども解説したので、ぜひ参考にしてみてください。

ゴルフ場利用税

【税の作文】テーマが全く決まらない人は、今年話題になったネタを題材にするといい

書き出しの例
私の父はゴルフが趣味である。

数か月に一度は必ずゴルフに出かけるほどの愛好者で、僕も休みの日には父にスイング練習に付き合って指導してもらうこともある。

どことなく「ゴルフなんてオヤジくさい」というイメージがあって敬遠してたが、最近になって本格的にゴルフに興味が湧き始めた僕は、ついに一緒に父の通うゴルフ場に連れていってもらうことになった。

誰でも知っているスポーツにおける「税」ということで、父親が興味を持っていそうな趣味にも当てはまるのが、ゴルフ場利用税。

他のスポーツにはない、特異な税の一つです。

ゴルフ税は「ゴルフ場」のある市町村にしか課せられないものですが、かなり大きな財源となっています。

その理由は、開拓しにくい山や原野が広がっており、特産物などが少ないため。

なにも売りがない市町村にとって、お金を確保できる貴重な制度なんですよね。

制度として廃止運動もあったようですが、上記の理由から平成31年に存続の法改正があったことも、話題として取り上げやすいです。

しかもゴルフ税は、18歳未満の子は非課税となるという特殊性もあります。

日常の中にあって知られていない税であるとともに、新たな税を作り出すことの意義などを説明できると良いですね。

自動車税

【税の作文】テーマが全く決まらない人は、今年話題になったネタを題材にするといい

書き出しの例
「今年も来た!」

毎年春が訪れると、母がポストの前で封筒を見ながら呟やきます。

よく見てみると、自動車税を納付するよう地方自治体から送られてくる郵便でした。

年一回で良いと言っても、高めの納税をしなければいけない自動車税。

皆さんはこの税金がどのように使われているかご存知でしょうか?

車を持っている家なら絶対に払わなければならない、自動車税。

身近な例として取り上げやすく、両親にも質問しやすいネタの一つです。

2019年10月から、小さい車を中心に税率を引き下げることが決まっているので、流行に乗るタイミングとしてもバッチリ。

ただ、納めたは良いものの、その税金はどのように使われてるかも意外と知られていません。

自動車と名前が付いていますから、道路とか踏切にしか使われてないんじゃない……と思いがちですが、実は使い道って決まってないんですよね。

(行政ごとに使い方を決める「普通税」と呼ばれるものに分類)

普通に自動車税のことを書いてもオリジナリティがありませんから、ここは自分の住む街で

「最近、こんなところが直されていたな」

という場所を見つけてみましょう。

払うのが当たり前だと思って思考停止しがちな自動車税ですが、その意味をもう一度考えてみることで、新たな発見があるかもしれません。

たばこ税

【税の作文】テーマが全く決まらない人は、今年話題になったネタを題材にするといい

書き出しの例
我が家では、父もお小遣い制です。

私のお小遣いよりはたくさんもらっていますが、私と同じでやりくりには苦労しているようです。

父はいつもたばこが高くなったと愚痴をこぼしています。

確かに昔に比べて、たはごはどんどん値上がりしているようです。

母はたばこなんかやめればいい、体にも悪いし環境にも悪いと言います。

確かにその通りだと思います。

年々値上がりしているとニュースになっているタバコですが、実は海外と比べるとそんなに高くないことが分かります。

例えば、財務省が2018年に発表した日本とアメリカを比較したレポートを見てみると……

一箱当たりのたばこ税負担額の平均
日本:245円
アメリカ各州:約300円
EU加盟国:約370円

あれだけ増税しているように聞こえるものの、まだまだ低いものです。

たばこ税は、2021年まで段階的に税率がアップすることが決まっています。

こういった海外との比較をしながら、

「上がるってわかっているのに、まだタバコを吸い続けるの?」

といった意見を書ければ、かなりオリジナリティが出ると思います。

ネタ選びは今後の書きやすさを決めるポイント!

税の作文におけるネタ選びについて、もう一度おさらい。

ポイントまとめ

  • 税金のネタは、今年ニュースになった題材だと選びやすい
  • 消費税はネタにしてもいいが、みんな書いているので差別化が大変
  • 特に「ゴルフ税」「自動車税」「たばこ税」は改正されたばかりなのでオススメ

ネタが昭和チックなものばかりなのは……

制度を決めているのがそのような年齢層なので、仕方ないのかもしれません(´・ω・`)

でも、上記のようなネタを書いてくる人はホントに少ないので、それだけでも差別化できると思います。

自分の自治体でやっている制度を調べてみるのも、いいかもしれませんね。

全体を通した書き方のコツは、過去の記事にまとめています。

以下も参考にしてみてください。

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