クリスマスになると玄関に飾り付けられる、綺麗なリース。
ツリーに飾りつけられたり、食卓テーブルにも添えられたりしますよね。
ですが、そもそもなぜクリスマスになるとリースを飾るのか、言われてみると分からない……という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、クリスマスにリースを飾る意味や由来について迫っていきましょう!
クリスマスになぜリースを飾るのか
クリスマスリースには3つの意味があります。
・豊作祈願
・新年に幸福を呼び込む
リースのベースには「モミ」や「柊」の常緑木の葉が使われていますよね?
常緑木には一年中緑の葉をつけていることから、豊作祈願の意味が込められているのです。
夏より冬のほうが植物の育成は少なくなりがちなので、これからもしっかり育ってほしい!という願いを込めて、リースが作られるようになりました。
また柊の尖った葉には「魔除け」の意味があり、リースの形が円を描いていることと相まって「永遠」「終わりのない」といった由来が込められています。
リースとは?
「そもそもリースって何?」といった方もいると思いますが、リースとは
花や葉、果物で作られた輪っか状の飾りのことであれば、なんでもOK。
よくイメージされる「緑色葉の木の輪飾り」もありますし、様々な色のクロスで作られた「布リース」なるものも存在します。
日本は玄関のドアやクリスマスツリーに飾るのが有名ですけど、他には壁や、テーブルなども一般的に使われる場所ですね。
どこに飾るにしても、悪を退散させることを主とする意味が込められています。
飾りの意味は何?
一概にクリスマスリースとは言っても、その飾りによって意味合いが変わってきます。
代表的な飾りは以下の3つです。
・松ぼっくり、リンゴ、ぶどうのつる
・モミの木、柊の葉
それぞれ見ていきましょう。
リボン、ベル
メインの飾りとなっているリボンやベルは、「魔除け」の意味が込められています。
日本ではあまりなじみがないのですが、英国では赤いリボンには魔除けのパワーがあるといわれているんです。
また、ベルはその音自体に魔除けのパワーがあり、日本でいう"鈴"と意味合いは同じ。
きらびやかな飾り付けで、悪いものを追い払おう!とするのが、これらの共通するイメージですね。
リンゴ、ぶどうのつる
一つのリースに複数つけられることの多いこれらの植物は、「豊作祈願」の意味があります。
なかでもりんごは、寒い冬に保存ができるうえに栄養豊富なため
という意味で使われていました。
モミの木、柊の葉
こちらは上記でも説明しましたが「魔除け」の意味をもっています。
モミの木には上記に加えて、「豊作」も込められていますね。
松ぼっくりについては、キリストの両親・マリアとヨセフが、残虐なユダヤ王・ヘデロから逃げる際に救われた話が元となっています。
なんでも、モミの木を利用して身を隠すことに成功したことで、リースにも使われるようになったんだとか。
一つの説ではありますが、これも一種の「魔除け」になるのかもしれません。
リースを飾る期間はいつから?
では、そのリースをいつからいつまで飾るのか知っていますか?
クリスマスのちょっと前から飾って、クリスマスが終わるとすぐ片付けるといった方が多いのではないでしょうか?
実はそれ、正式には違っているんです。
本当はクリスマスから数えて、4週間前の11月30日にもっとも近い日曜日から飾りつけをします。
これは〝クリスマス当日までを楽しく過ごそう”といった趣旨の、「アドベント」という期間があるから。
そして、片付けるのは1月6日とされています。
なぜその日なのかというと、「キリストが誕生した日をお祝いする」という日が1月6日とされているからです。
〝公現祭”という日を境にクリスマスの楽しい期間も終わります。
飾りを楽しもう!
飾る期間や飾りつけの意味を書いていきましたが、いかがでしたでしょうか?
「ただ、かわいいだけ」だと思っていたリボンに、魔除けのパワーがあるのは本当にびっくりしました。
意味を踏まえたうえで、かわいい飾りつけをしたリースを飾れると、より一層クリスマスを楽しむことができそうですね!
実は私も、今回改めて調べてみるまでは知らないことだらけでした。
この記事を読んでいる皆さんも「そうだったんだ!」と思ったことがあったら、今年のクリスマスには家族や友人の方に広めていきましょう!