仮面ライダーWでデビューし、歌手やパフォーマーとしても活躍する菅田将暉さん。
最近は起業家の父・新(あらた)さんによ情報発信など、家族そろってメディアに顔を出すようになってきました。
その中でも「スゴー家の人々」は、菅田さんの家族について焦点が当てられた自伝です。
実際に読んでみたんですけど、文章が読みやすくて良かったです。
いろいろ参考になりそうだったので、今回は家族の経歴とともに紹介してみたいと思います。
菅田将暉の家族は4人
菅田さん(本名・菅生大将)の家族は、
母:菅生好身(すごう よしみ)
次男:菅生健人(すごう けんと)
三男:菅田新樹(すごう あらき)
の4人。
両親の経歴がすさまじく、それにつられて下の兄弟のハイスペックさも目立つ、かなりレベルの高い家族です。
他にもいくつか家族についての記事を書いたことありますけど、ここまで突出したところは無いなぁ(´・ω・`)
父:菅生新(すごう あらた)
もともと母子家庭で育った苦労人で、
- 両親は小学5年の時に離婚
- 小学6年から新聞配達
- 6畳一間の国営アパートで受験勉強
など、今では考えられないような環境で育てられました。
本人は自伝の中で「このような状況があったからこそ、逆境に強くなった」と書かれていましたが……
多感な時期なのに、よく不良化しなかったなぁと思いますよ。
学生時代から
中学の勉強では、テストのたびに首位をキープするほど頭の切れる存在でしたが、新さんだけ高校受験に失敗したんです。
その理由は、PTA役員や地域の有力者の子どもを優先するため、内申点にテコが入れられたため。
今の時代じゃバッシング間違いなし(´・ω・`)
一緒に勉強していた人たちが次々と第一志望に合格していく中での出来ごとなので、「かなり悔しかった挫折経験」であることを語っています。
それでも、当時"絶縁状態"だった親父さんに学費を工面してもらい、大阪府で首位を争う進学校・私立清風南海学園高校に行くことに。
しかし、それまでの疲れがドッと押し寄せたことによる「燃え尽き症候群」を発症し、成績がガタ落ち。
なんとか同志社大学へ入ったものの、卒業後は製薬会社に勤務するといった、ごく一般的なサラリーマン人生から始まりました。
営業マンから起業家へ
会社では営業マンとしていい成績を残していたものの、社内の人間による謀略をマトモに受けてしまい、神戸へ左遷されます。
そのとき、妻・好身(よしみ)さんと出会い、30歳の婚約を機に、自分のやりたいことを目指し退職。
妻の不動産会社の社長のツテで、自己啓発プログラム「smi」の販売代理店として仕事を始めたところ、年商1億を達成するほどまでに事業を拡大させたんです。
その後はコンサルティング業へ転身し、現在はベンチャー企業に向けたビジネスコンサルタントとして活躍するようになりました。
HISの会長・澤田秀雄さんなどが参加する会合では、芸能デビューする前の菅田将暉さんが受付や資料配りを担当してたらしい。
社会人としての心構えが身についたのは、このような機会があったからなのかなぁ……と思いますね。
ちなみに、新さんの弟は神経内科の医師で、現在は大病院で診療を行っているそうです。
母:菅生好身(すごう よしみ)
夫・新さんと同じく、自営業によって年商"億"を達成するほどの実力経営者。
夫の新さんに出会った時は"一目惚れ"だったとしゃべっており、結婚願望がなかった彼を半ば強引にその気にさせた人物です。
結婚の話が長引いて喧嘩した際には
- 家庭を持つことから逃げるなんて、男らしくない!
- 男のくせに人生から逃げるのか
などと言い放ち、奮い立たせたといいます。
大阪生まれなので、その辺の勢いがスゴイんでしょう。。。
バリバリのキャリアウーマンから専業主婦へ
ビシッとした性格の好身さん、じつは一時期夫の新さんより収入があったときがありました。
彼が脱サラして商材の販売をスタートしたころは「補正下着」の事業がうまくいったことで、2人で年商4億5000万円の規模にまで成長できたんだといいます。
しかし、子どもができてからはスッパリ事業を撤退。
育児に専念するようになってからは子どもとの関わりを大切にしてきたことも明かしていました。
そのスキンシップの方法が中途半端なものではなく、小さい頃は一緒にプロレスごっこに混ざったり、砂場で泥だらけになりながら遊んだりしていたとのこと。
子どもたちがどれほど楽しく過ごせるかを重要視すれば、まわりの目なんか気にならない教育方法なんだと思いますね。
次男・菅生健人(すごう けんと)
幼少期はピアノ・サッカー・英会話・ダンス・水泳など、さまざまなジャンルの習い事をしていた、次男の健人さん。
ダンスも群を抜いたうまさで、かつてはエグザイルのボーカルオーディションに参加した経験がありました。
残念ながら落選してしまいましたが、まだパフォーマーとしての道も残しているみたいです。
また3兄弟の真ん中ということで立ち回りもうまく、大学に入って初めてのバイトは「衆議院の議員会館での私設秘書」。
父親の新さんのツテで始めたものでしたが、普通じゃ任されませんよね……
家族の中で"いちばん"歌がうまい
家族の中でいちばん歌がうまいらしく、駒沢大学に進学してからは170人くらいのアカペラサークル「鳴声刺心(めいせいししん)」 に所属しています。グループ"ケミカルテット"のメンバーとして、大学サークルの全国大会で優勝したこともありますね。
数は少ないですがYouTubeにも動画をアップしており、歌声のキレイさが耳を貫きます(´・ω・`)
菅田将暉さんが歌手活動を始めたときには、歌い方のレッスンをしていたと本で明かされています。
具体的な作品の名前はありませんでしたが、おそらくGReeeeNの映画「キセキ -あの日のソビト-」でしょうね。
菅田さんの歌唱力が注目されたのって、このあたりからですし。
2019年には卒業してしまうため、今後はどのような進路に行くのか注目されそうです。
三男:菅田新樹(すごう あらき)
「兄弟の中ではいちばん食べる」と父から言われている、三男の新樹さん。
2018年に上京したことが父のブログでも取り上げられています。
一番下の兄弟であることから"人懐っこさ"はピカイチで、知らない人でも臆せず話しかけるバイタリティがあると、本で評価されていました。
新さんが開催している月例の経営者勉強会でも、毎回受付や書類配布を手伝いながら、いろんな業種の社長たちとLINEのアドレス交換をしているらしい……
高校を卒業したばかりでコレですから、どれだけ人脈が広がるんだろう?
ちなみに、父親に対しては尊敬していることから敬語でLINEメッセージのやり取りをしています。
人を思いやれる心がスゴイ
「スゴー家の人々」に載せられているエピソードの1つに、
ものがあります。
新樹さんが小学3年生のときに決行したものなんですけど、かなり心打たれます。
両親にナイショで事をすすめて、兄たちと話をつけつつ家まで乗り込んでいくんですよ……
なかなか小学生のやれることではありません。
また菅田将暉さんが仮面ライダーWの主演に抜擢され、密かに上京したときには、学校でも涙を流しながら泣いていたんだとか。
(当時は極秘情報のため、家族に対しても事情が伝えられてなかった)
ただ、情報が解禁された際には、めちゃくちゃ喜んで「お兄ちゃんは仮面ライダーになった!」と学校中で宣伝しまくっていたそう。
すごく仲のいい兄弟だったことを感じますね。
みんなハイスペックすぎない……?
菅田将暉さんの家族に迫っていきました。
スゴー家の人々を読んでて「ハイスペックな人が多いなぁ……」と感じたのでネタにしてみたんですけど、やっぱり全員が活躍できているのってスゴイですよね。
(だからスゴーって付いているのかな?)
エッセイや自伝・自己啓発が好きなら面白い内容だと思うので、ぜひ読んでみることをオススメします。